2020-06-30
PABLO CRUISE / PART OF THE GAME (1979)

オリジナル・メンバーは、CORY LERIOS (Key), DAVID JENKINS (Vo, G), BUD COCKRELL (Vo, B), STEPHEN PRICE (Dr) の4人で、特に、CORY LERIOSのキーボード・プレイが魅力的で、彼のキーボードが大々的にフィーチャーされた曲が、彼らのヒット曲・代表曲になっているものが多く、彼がサウンドの要になっていることに異論はないところだと思います。
彼らは、1975年から1983年までの8年間で、計7枚のアルバムを出しておりますが、1stから6thまでの6枚は、1995年に日本でもCD化されましたが、その後1983年に出された"OUT OF OUR HANDS"も含め、2013年に紙ジャケ仕様でリ・イッシューされましたが、今では、それらも結構なレア盤となっております。
本日紹介するアルバムは、産業ロック度がかなり深まった彼らの第5弾。プロデュースは、前2作に引き続きBill Schneeが担当。
このアルバムは、本国アメリカではヒットこそしませんでしたが、いわゆる産業ロックのアルバムとして、日本ではそこそこ売れたアルバムです。バック・ミュージシャンに、David Foster、Mike Porcaro、Steve Porcaro、Michael Boddickerなど当時の売れっ子ミュージシャンを従え、産業ロック然としたサウンドのアルバムで、私としては、彼らのアルバムの中で最も好きなアルバムです。
Part Of The Game (1979) (8 tracks) 40:04
01 Part Of The Game 03:44
02 I Want You Tonight 05:31
03 When Love Is At Your Door 04:31
04 Givin' It Away 05:18
05 Tell Me That You Love Me 04:54
06 Lonely Nights 05:23
07 How Many Tears? 06:15
08 For Another Town 04:28
David Jenkins : Vocals, Guitars
Cory Lerios : Keyboards
Bruce Day : Bass
Stephen Price : Drums, Percussion
Bass – Mike Porcaro
Percussion – Victor Feldman
Synthesizer – David Foster
Saxophone [Solo] – Gene Meros (tracks: 04)
Programmed By [Synthesizer] – Steve Porcaro
Programmed By [Synthesizer], Synthesizer – Michael Boddicker
Recorded By, Producer, Mixed By – Bill Schnee
02の"I Want You Tonight"は、彼らのベスト・テイクだと思っております。とにかく曲がカッコ良い!この曲は本国アメリカでは、シングル・カットされ全米19位にチャート・インされ、当時、日本でもかなりの頻度で耳にする曲でした。メロディアスな産業ロック・ナンバーです。
01のタイトル・ナンバー"Part Of The Game"前奏のピアノとギターのサウンドがかなりそそる曲で、アルバムの内容を期待させてくれます。これも優れた産業ロック・ナンバーです。ここでは、いつものグランド・ピアノをシンセに持ち替えたCoryと相変わらずカッコ良いギター・ワークのDavidがかなりいかしてます。お薦めの1曲です。
03の"When Love Is At Your Door"も1曲目同様前奏でのDavidのギターが最高にいかしてて、また、彼のソウルフルなヴォーカルも最高です。
04の"Givin' It Away"はバラード・タイプのナンバーでとてもメロディアスな曲です。DavidのギターのカッティングとCoryの流れるようなピアノが効果的な曲です。
05の"Tell Me That You Love Me"は、Davidのアコースティック・ギターとCoryのピアノが絡む前奏が長めの曲で、Pablo Cruiseらしい曲づくりのナンバーです。曲調もメロディアスでいかした曲です。
06の"Lonely Nights"も彼らの本領発揮といった曲で、Coryのピアノも華麗でかなりメロディアスなお薦めの曲です。私としては、"I Want You Tonight"の次に好きな曲ですね。
07の"How Many Tears?"もCoryのピアノとDavidのギターが絡む前奏が長い曲で、メロディアスなナンバーです。なお、この曲の作者として、Pablo Cruiseのメンバーのほか、David Lasleyがクレジットされています。この曲もお薦めの1曲です。
ラスト・ナンバーの08の"For Another Town"は、抑え気味のDavidのヴォーカルと彼のちょっと軽めの流れるようなギターがいかした曲となっております。
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国内盤・帯付・中古・紙ジャケ仕様
価格は4,000円となります。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
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