2020-07-21
George Benson / Livin' Inside Your Love (1979)

特に彼については、"Breezin'"以前、以降とサウンドに大きな変化があったと思います。
私は、当然"Breezin'"以降が好きですが。ヴォーカル入りナンバーが多くなった"Breezin'"以降は、どちらかというと、Fusion、Smooth JazzというよりBlack Contemporaryに近い感じがします。
おそらく、皆さんもそう思われている方が多いのではないでしょうか。
このアルバムですが、当初アナログの時は、2枚組のレコードでした。CD化され、2in1という形で出されました。
Livin' Inside Your Love (1979) (12 tracks) 66:43
01 Livin' Inside Your Love 06:37
02 Hey Girl 04:31
03 Nassau Day 06:10
04 Soulful Strut 05:38
05 Prelude To Fall 06:30
06 A Change Is Gonna Come 03:43
07 Love Ballad 05:16
08 You're Never Too Far From Me 06:44
09 Love Is A Hurtin' Thing 04:25
10 Welcome Into My World 04:09
11 Before You Go 06:28
12 Unchained Melody 06:32
George Benson : Guitars, Vocals
Ronnie Foster : Fender Rhodes, Mini-Moog
Jorge Dalto : Acoustic Piano, Clavinet, Fender Rhodes
Ralph MacDonald : Percussion
Steve Gadd : Drums
Will Lee : Bass
Earl Klugh : Acoustic Guitar
Phil Upchurch : Rhythm Guitar
Greg Phillinganes : Fender Rhodes on Track 2
Stanley Banks : Bass on Track 8 & 11
Robert Popwell,Jr. : Bass on Track 5,7 & 10
Mike Mainieri : Vibes on Track 5
Studio: Atlantic Recording Studios etc.
Producer: Tommy LiPuma
01のタイトル・ナンバーで、Earl Klughが作った曲の"Livin' Inside Your Love"の出来は最高です。George Bensonのギターとスキャット風のヴォーカル、極めつけは、Earl KlughのAcoustic Guitarのソロでしょうね。ご機嫌なナンバーです。
02の"Hey Girl"では、ギターに負けないぐらいのGeorge Bensonのヴォーカルが聴けます、本当に歌も上手いです。情感がこもっています。この曲での、Jorge DaltoのAcoustic Pianoのソロもたまらないですね。
03の"Nassau Day"は、ちょっとばかりファンキーなナンバーで、George Bensonのギターも弾んでいます。
04の"Soulful Strut"は、テンポの良い曲で、George Bensonのギターも3曲目同様に弾んでいます。こちらの曲はメロディもいかしていてお薦めの1曲となっております。今頃(夏)聴くのにもってこいの曲ですね。
05の"Prelude To Fall"は一転して、バラード・ナンバーです。ここでは、作者のRonnie Fosterのピアノ・ソロを聴くことができます。
06の"A Change Is Gonna Come"では、ソウルフルなGeorge Bensonのヴォーカルが聴けます。かなりいかしたメロディアスなソウル・ナンバーです。
07の"Love Ballad"は、このアルバムの一番のお薦めです。この曲でもGeorge Bensonのヴォーカルを聴けますが、最高にご機嫌なAORのUrban Blackです。George Bensonのギターもヴォーカルも、また、バックの演奏も、さらにメロディも最高の曲で、言うことなしです。とにかく聴いてみてください。
08の"You're Never Too Far From Me"は、ストリングスが効果的に使われていて、George Bensonのナイロン弦を使ったようなギターの音色が最高です。
09の"Love Is A Hurtin' Thing"でもバックのストリングスが雰囲気を醸し出していて、それに乗ったGeorge Bensonのヴォーカルがたまりません。途中のGeorgeのスキャットも良いですね。この曲でもJorge Daltoのピアノ・ソロがとても素敵です。
10の"Welcome Into My World"でもGeorge Bensonのヴォーカルが聴けます。本当にGeorge Bensonという人は、ヴォーカリストとしても超一流だと感じさせます。
11の"Before You Go"は軽快なテンポの曲で、この曲では、Ronnie FosterのMini-MoogとJorge DaltoのFender Rhodesのソロを聴けます。この曲も4曲目と同じように今の季節に、カー・ステレオでフル・ヴォリュームで聴くには最高の曲ですね。
ラスト12の"Unchained Melody"は、もちろんあのThe Righteous Brothersの曲として超有名な曲です。ここでのGeorge Bensonは情感たっぷりに歌い込んでいます。オリジナル・ヴァージョンよりこちらの方がいかしてるかも。
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