2020-07-24
Gary Hoey / Get A Grip (1989)

以前にもLarry Carltonの1978年発表の1stアルバムの紹介文にも書きましたが、これ以前にJeff Beckの1975年作"Blow By Blow"がありましたが、このLarry Carltonのアルバムが世に出なければ、その後のギター・インストのアルバムが雨後の竹の子ように発表されなかったと私は思っております。
おそらく当時のギター・キッズにとって、このLarry Carltonの1stは衝撃的だったのだろうと思います。
80年代半ばから、TONY MacALPINE、RICHIE KOTZEN、Greg Howe、Marty Friedman、Jason Becker、Vinnie Moore、Joey TafollaなどのShrapnel Records勢によりギター・インストが一つのジャンルとして確立されたと思います。
それまでのEric Clapton、Jeff Beck、Jimmy Page、Ritchie Blackmoreなどのギタリストはあくまでもバンドでのリードギタリストといった立場だったと思います。
そういう意味で、Larry Carltonは凄いアーティストだと思っております。
本日紹介するアルバムは、Gary Hoeyが1989年に発表した"Get A Grip"です。
その後、Gary Hoeyはソロ~サントラ・プロジェクトなどで多彩な活動を行っていきます。
Get A Grip
01 Get A Grip 3:53
02 High-Top Bop 3:50
03 Says Who? 4:25
04 Strat Strut 4:30
05 Mr. Mover 3:50
06 City Sunrise 4:36
07 Rainbow Warrior 4:45
08 Stack Attack 4:21
09 Lost Dreams 1:32
Bass – Nick South
Drums – Frankie Banali
Guitar – Gary Hoey
Keyboards – Lori Weinhouse
Producer – Gary Hoey
ポップで軽快な01、ブルース・フィーリング溢れる02、04、ギターのトーンがいかした03、流麗なギターワークが光る05、08、メロディアスなギター・インスト・バラードの06、とにかくGary Hoeyのギターがカッコ良い07、流れるようなギターによるパワー。バラードの09、とエレクトリックギター好きには堪らない内容となっております。
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