2020-08-04
BADFINGER / STRAIGHT UP (1971)

また、CD化に伴いそれぞれのアルバムにボーナストラックが結構な数が収録され、これがとてもありがたかったですね。
本日紹介いたします1971年発表の3rdアルバム「STRAIGHT UP」にも、6曲のボーナストラックが収められております。それもこのアルバムのボーナストラックは、お蔵入りしたGeoff Emerickがプロデュースしたオリジナル・ヴァージョンが5曲収められており、リリース・ヴァージョンと聴き比べができます。
私としては、リリース・ヴァージョンが聴き慣れているせいか、こちらの方が良いと思いますが。
STRAIGHT UP
01 Take It All 4:26
02 Baby Blue 3:36
03 Money 3:29
04 Flying 2:35
05 I'd Die Babe 2:33
06 Name Of The Game 5:19
07 Suitcase 2:52
08 Sweet Tuesday Morning 2:29
09 Day After Day 3:10
Guitar [Slide] – George Harrison
Piano – Leon Russell
10 Sometimes 2:51
11 Perfection 5:07
12 It's Over 3:24
Bonus Tracks
13 Money (Original Version) 4:20
14 Flying (Original Version) 2:24
15 Name Of The Game (Original Version) 4:24
16 Suitcase (Original Version) 3:16
17 Perfection (Original Version) 4:39
18 Baby Blue (US Single Mix) 3:35
Bass – Tom Evans
Drums – Mike Gibbons
Guitar – Joey Molland, Pete Ham, Tom Evans
Piano – Pete Ham
Synthesizer – Pete Ham
Vocals – Joey Molland, Mike Gibbons, Pete Ham, Tom Evans
Producer – George Harrison (tracks: A5, A6, B1, B3), Todd Rundgren
出だしのピアノが印象的なPate Hamのペンによる01はまさにBADFINGERしている01、アメリカでシングルカットされた02は、この日本ではそれほど有名なナンバーじゃないけれどこれも名曲、Tom Evansのヴォーカルがいかした03、04、Joey Mollandのヴォーカルによるポップな05、Pete Hamのヴォーカルによるメロディアスなバラード・ナンバー06は秀逸、Joey Mollandの07もいかしてるし、Joey Mollandのペンによるアコースティカルなバラードなんかを聴くとBADFINGERの違う一面を感じられますし、George HarrisonのスライドギターとLeon Russellのピアノが聴ける大ヒット・ナンバーの09はホント文句なしのナンバー、同じBADFINGERのナンバーですが、Joey Molland策の10とPete Ham作の11とは、曲調が全く違い、そこがこのバンドの魅力にも、BADFINFERのヴォーカルはほぼPete Ham、Joey Molland、Tom Evansで分け合っておりますが、BADFINGERのヴォーカリストといえば、何故かこのTom Evansと思うのは私だけでしょうか?
以上12曲がオリジナル盤に収められているナンバーですが、やはり、BADFINGERの最高傑作といえば、このSTRAIGHT UPだと思いますね。
13曲目以降はボーナストラックで、17曲目までは、Geoff Emerickがプロデュースしたオリジナル・ヴァージョンです。どのナンバーもリリース・ヴァージョンと比べると曲のテンポがスロウになっている感じで、聴き慣れているせいもあるのでしょうが、リリース・ヴァージョンの方が良く聞こえます。
16はアメリカでのシングル・ヴァージョンです。
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