2021-03-20
Planet P Project / Planet P Project (1983)

このバンドの中心人物のTony Careyは1975年まで"Blessings"というバンドに在籍していたキーボードリストで、Ritchie Blackmoreに見出され1977年までの2年間Rainbowに加入しておりました。
Planet P Projectとしては、この1stアルバムの後、2013年まで計6枚のアルバムを発表しておりますし、Tony Careyはバンド結成前からソロ・アーティストとしても活動し、ライヴ・アルバムも含めて実に30枚ほどのアルバムを発表しております。
紹介する1stアルバムは、ポップな産業ロックっぽいもので、メロディもそこそこで結構いかしてます。
Planet P Project / Planet P Project
01 Static 04:11
02 King For A Day 03:55
03 I Won't Wake Up 03:45
04 Top Of The World 04:33
05 Armageddon 04:22
06 Tranquility Base 01:55
07 Why Me? 04:06
08 Power Tools 03:59
09 Send It In A Letter 03:54
10 Adam And Eve 03:40
11 Only You And Me 03:24
12 Ruby 03:59
Tony Carey : Vocals, Keyboards, Bass, Programming
David Thomas : Lead Vocals on "Only You And Me"
Guitars : Johan Daansen, Robert Musenpichler, Helmut Bibi
Drums : Hartmut Pfannmueller, Fritz Matzka, Peter Hauke
Producer: Peter Hauke
01の"Static"でのTonyのヴォーカルはどことなく"POLICE"のSting風です。曲もメロディアスでヒット性の高いナンバーだと思います。結構いかしてます。02の"King For A Day"はポップな感じの覚えやすいメロディを持った曲で、これもシングル・カットされても良いようなナンバーです。バックのギター・ソロもカッコ良いですし、好きですね、この曲。03の"I Won't Wake Up"はエレポップといった感じの曲です。サウンド的には、Spiderなんかにも似ているかも。04の"Top Of The World"はメロディアスなバラード・ナンバーです。かなりいけてます。05の"Armageddon"もメロディアスなナンバーで、キーボードとギターの音色がとても良いです。06の"Tranquility Base"は短い曲ですが、Tonyのピアノとヴォーカルがいかしたメロディアスなバラード・ナンバーで、いかした曲となっております。07の"Why Me?"は産業ロックしたナンバーで、メロディアス度も抜群で、お薦めの1曲です。08の"Power Tools"も産業ロックしたナンバーですが、07より幾分ハードな作りとなっております。それでも、メロディはそこそにいかしてます。バックのプログラミングとギターがカッコ良いです。11の"Only You And Me"は、メロディアスな曲です。09,10で若干コケてしまいましたが、この曲の出来はとても良いですね。
ラストの12"Ruby"は、とてもAORしたナンバーで、とにかくメロディアスです。Tonyの抑え気味のヴォーカルがいかしてます。
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