2021-10-06
VINCE DICOLA / Only Time Will Tell (2021)

LIFE BY NIGHTは、RATTのベーシストJuan Croucierの実弟でSCORPIONSやVic Vergat Grooupなどにも参加した経歴をもつTom Croucier(Vo/B)を中心としたUSロサンゼルスのLIFE BY NIGHTの85年発表の唯一作品で、Richie Zitoプロデュースで制作された80年代産業ロック/AORからの影響をモロに受けたポップなロック・サウンドとのこと。
VINCE DICOLAは、80年代半ばより映画音楽に携わり「Rocky IV」や「The Transformers:The Movie」などに楽曲提供をしてきたペンシルバニア出身のアメリカ人ミュージシャン・Vince DiColaの21年発表のソロ作品。Stan Bush,Bobby Kimball,Steve Walshm,Rick Livingston,Mark Boalsら豪華ゲストと作り上げた本作、TOTO、CHICGO、KANSAS、JOURNEY、SURVIVORなどからの影響を受けたドラマ性を持ち合わせた重厚かつメロディアスなサウンドを聴かせる一枚とのこと。
DOUG BRONSは、アーリー80’Sな王道AORスタイルが存分に楽しめる西海岸の雰囲気と素晴らしいAORの感触が混ざり合った美しいナンバーを収録。
と、どれもが食指が動くような紹介文でした。
で、私の感想としては、1番期待して聴いたLIFE BY NIGHTでしたが、出来は悪くはないですが、これは!というナンバーが?でしたし、DOUG BRONSはAORというよりハードポップした内容で、最も良かったのが、VINCE DICOLA / Only Time Will Tellでした。
このVINCE DICOLA / Only Time Will Tellですが、1曲目を聴いた時は?でしたが、2曲目以降の出来がかなり良いです。
それもそのはずで、ライターにROGER VOUDOURISの名前があったり、ヴォーカルは本人歌唱のほか、Stan Bush,Bobby Kimball,Steve Walshmなどが参加しております。ROGER VOUDOURISということから、最近作られたナンバーではありませんが、内容は、まさに80年代のAOR、産業ロックしたものとなっております。
紹介文のとおりTOTO、CHICGO、KANSAS、JOURNEY、SURVIVORなどを感じさせるナンバーが収められております。
VINCE DICOLA / Only Time Will Tell
01. Bound & Gagged 3:49
(Lead Vocal: Rick Livingston x Thread / Agent)
02. Karla 4:42
(Lead Vocal: Vince DiCola)
03. Miracles 4:06
(Lead Vocal: Jason Scheff of Chicago)
04. Just Hanging On 4:13
(Lead Vocal: Ellis Hall x Tower Power)
05. She’s My Last Mistake 4:24
(Lead Vocal: Stan Bush)
06. You’re Not Alone Tonight 4:41
(Lead Vocal: Vince DiCola)
07. Stay/Exit Wound 5:27
(Lead Vocal: Bobby Kimball x TOTO)
08. Only Time Will Tell 4:32
(Lead Vocal: Steve Walsh x Kansas / Street)
09. Broken Glass 4:41
(Lead Vocal: Steve Walsh x Kansas / Street)
10. Living in a Daydream 4:11
(Lead Vocal: Mark Boals x Yngwie Malmsteen)
11. No Risk, No Glory 4:19
(Lead Vocal: Bob Reynolds)
12. I’m Not in Love for Nothing 6:29
(Lead Vocal: Vince DiCola)
13. Suffer the Children 8:34
(Lead Vocal: Steve Walsh x Kansas / Street)
01はドラマティックに展開するナンバーですがメロディがイマイチか、Vince DiColaがヴォーカルを務める02は華麗なピアノがいかしたメロディアスなAORナンバーでおススメ。Jason Scheffがヴォーカルを務める03はまさにCHICAGOサウンドでこれまたグッド、Tower PowerのEllis Hallがヴォーカルを務める04はファンキーなAORナンバー、Stan Bushがヴォーカルを務める05は、メロディアスなハードポップ・ナンバーで出来も良い、Vince DiColaのヴォーカルによる06は、とてもメロディアスなAORナンバーでこれまたおススメ、Bobby Kimballがヴォーカルを務める07もバックの美しいピアノが印象的なバラードナンバー、KansasのSteve Walshがヴォーカルを務める08はキラキラ・キーボードのパワーバラードタイプのナンバーでおススメ、同じく09はドラマティックでメロディアスなナンバー、Mark Boalsがヴォーカルを務める10は80年代ハードポップしたメロディアスなナンバー、Bob Reynoldsがヴォーカルを務める11はブルージーなナンバー、Vince DiColaがヴォーカルを務める12はこれまたメロディアスなAORナンバー、Steve Walshがヴォーカルを務める13は、8分を超えるプログレ・タッチのナンバーで、かなり楽しめるアルバムに仕上がっております。
なお、このアルバムは、1,000限定ということですので、ご興味がある方は早めのゲットをおすすします。
私のお店に在庫がございます。
輸入盤・新品で価格は、2,500円です。
なお、価格は今後変更となることがあります。
また、品切れの際はご容赦願います。
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