2007-08-11
Herbie Hancock / Head Hunters (1973)

この"Bitches Brew"は好き嫌いは別にして、偉大なアルバムであったことは間違いないと思います。
今回紹介するHerbie Hancockも1972年に"Sextant"というアルバムを出し、それ以前のアルバムと全く違うサウンドとなりました。
紹介するアルバムは、この"Sextant"の翌年に発表された"Head Hunters"です。
全4曲が収められておりますが、サウンドはJazz+Funkといった感じでしょうか。
参加ミュージシャンは、Bennie Maupinがサックス・クラリネット・フルート、Paul Jacksonがベースに、Harvey Masonがドラムスで、Bill Summersがパーカッションで参加しております。
1曲目の"Chameleon"はHerbie Hancockの代表的なナンバーとなっております。
15分を超える大曲ですが、まるで飽きがきません。
メロディアスでノリの良いファンキーなナンバーです。
とても良く出来たナンバーです。
2曲目の"Watermelon Man"もノリの良いファンキーなナンバーで、1973年出されたナンバーとはとても思えませんね。
今でも充分通じるナンバーですね。
3曲目の"Sly"もメロディアスなナンバーです。
キーボード、ベース、ドラムスが一体となった感じで、サックスが一つアクセントになっております。
このナンバーはSly & The Family StoneのSly Stoneに捧げたナンバーとなっております。
ラスト・ナンバーの4曲目"Vein Melter"はMiles Davisの"Bitches Brew"に影響を受けたことが判るナンバーとなっております。
当時のJazzの息吹が感じられます。
こうやって、たまに古いCDを引っ張り出して聴くのも良いですね。
月曜日からお盆で纏まった休みも取れますので、CD三昧の生活でも送りましょうか。
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