2007-11-23
David Matthews & Guitars On Fire / Guitars On Fire (1996)

タイトルは"Guitars On Fire"ということで、フュージョン界の有名ギタリストを一堂に会した超豪華アルバムです。
収められているギタリストは、Lee Ritenour、Larry Carlton、Al Di Meola、Mike Stern、Hiram Bullock、Larry Coryell、David Spinozza、Steve Khan、Chuck Loeb、Brian Hughes、Billy Ericというメンバー。
もう名前を聞いただけで、涎が出そうです。
とにかく、これらギタリストが縦横無尽に弾き捲っております。
1曲目の"Air Brower"はもちろんJeff Beckのナンバーですが、ここでは、Lee Ritenourと思えないくらいロック・フィーリングのギターを聴かせてくれております。
最高にいかした1曲となっております。
2曲目のタイトル・ナンバー"Guitars On Fire"はDavid Matthewsのオリジナル・ナンバーで、この曲では、Al Di Meoraのあの独特なギター・トーンを聴かせてくれています。
3曲目の"A Lull In The Rain"では、Larry Carltonのギターが聴けます。
「夜の彷徨」の頃のロック・フィーリング溢れたギターの音色が最高です。
4曲目の"Samba Pa Ti"はSantanaの超有名なナンバーです。
ここでのギターは、Mike Sternです。
このナンバーについては、やはりCarlos Santanaの伸びのあるギターの音色に軍配があがりますが、Mike Sternのギターもまた違った味わいがあって、まあまあです。
5曲目の"Rollin' And Tumbling"はマディ・ウォーターズの有名なブルース・ナンバーですが、ここでは、1stソロがHiram Bullock、2ndソロがIra Seagal、3rdソロが再びHiram Bullockとなっております。
このナンバーはCream (Eric Clapton)のナンバーで有名ですし、Claptonのテイクの方が良いと思いますね。
6曲目の"Passion Flower"では、再び1stソロと3rdソロでLee Ritenourが、2ndソロはRoss Trautが弾いています。
こちらは、1曲目と違いFusionテイスト溢れるナンバーとなっております。
7曲目の"Destination"では、再びAl Di Meolaがソロを弾いております。
Fusionタッチのナンバーとなっております。
8曲目の"Don't Look Myself"では、メロディと1stソロがHiram Bullock、2ndソロがLarry Coryellが弾いております。
メロディアスなナンバーで、最高にいかしてます。
9曲目の"Get Ready"はあのRare Earthが大ヒットさせたディスコ・ナンバーです。
ここでは、メロディと1stソロがMike Stern、2ndソロがSteve Khan、3rdソロがDavid spinozza、4thソロがRoss Trautと4人の違ったギターの音色を聴くことができます。
10曲目の"Freeway Jam"はMax Middletonのナンバーで、オリジナルはJeff Beckで、ここではメロディと1stソロがHiram Bullock、2ndソロがDavid Spinozza、3rdソロがBilly Ericとなっております。
ブルージーなロック・ナンバーに仕上がっております。
ラスト・ナンバーの11曲目"Old Familiar Faces"では、メロディと1stソロがLarry Coryell、2ndソロがChuck Loeb、3rdソロがMike Sternとなっております。
スロー・ブルースのメロディアスなナンバーです。
Larry Coryell、Chuck Loeb、Mike Sternのそれぞれ全く違うブルース・フィーリング溢れるギターの音色を聴けます。
ギター・インストものが大好きな人には、とても楽しめる1枚です。
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