2008-08-20
Gravity Burn / Weight And Sea (2008)

その内の一つは、Rertrospect Recordsの直営店と、もう一つはRenaissance Recordsの直営店です。
それぞれのレーベルで扱っているCDが出品(Retrospect Recordsの方はたまにレア盤も扱っております)されており、オークションの結果によっては、それぞれのレーベルから直接購入することよりもかなり安く手に入れることができます。
ただ、1枚当たりの送料が6ドル近くかかり、購入したCDよりも送料が高いということもしょっちゅうですが。
でも、1枚5とか6ドルで買えれば、送料を入れても12ドル(日本円で1,200円程度)ぐらいですので、AmazonやHMVと価格を比較しながら(Retrospect Recordsは両サイトでも扱っておりませんが、Renaissance Recordsのものは結構カタログに載っています)購入しております。
本日紹介するGravity Burnというバンドの"Weight And Sea"というアルバムは、Renaissance Recordsのe-Bay直営店から購入したものです。
本体価格3ドル、送料6ドル計9ドルのCDです。
Renaissance Recordsは、当初、707、Tycoon、Russ Ballardなどの産業ロック系のバンド・アーティストのアルバムなどをリ・イッシューするレーベルとして立ち上がりましたが、一度は、ホームページも閉めて潰れたのかなと思っておりましたが、ここ2,3年で再開されたレーベルです。
当然、リ・イッシューにも力を入れており、ごく最近は、City Boyの再リリース、さらにはBalanceの1stと2ndの2in1のCDも再リリースされました。
また、オフィシャル・サイトを覗くと、リ・イッシューだけでなく、自らのレーベルでアーティストも抱えているようです。
このGravity BurnもRenaissance Recordsお抱えのバンドで、ジャンルとしては、女性ヴォーカルをフロントに置いたEvanescenceタイプのゴス・ロックです。
哀愁度という観点からは、Evanescenceや最近売れているFireflightに比べると若干差はつきますが、それでも、ゴス・ロックのアルバムとしては、一定のレベルはクリアしていると思います。
バックのメタリックなサウンドに乗るMagda Ollarという女性のヴォーカルはかなりいかしてますし、哀愁度はイマイチといいながらも流れてくる旋律はメロディアスです。
1曲目"Forward"は2曲目"Stranger"の導入部分で、その2曲目はメタリックでラウドなサウンドのカッコ良いナンバーです。
3曲目の"Falling Down"はメロディアスなゴス・ロックで、Evanescenceを彷彿するとても良く出来たナンバーです。
ゴス・ロックのファン納得の1曲だと思いますね。
4曲目の"All The While"はヘヴィなギターのリフがカッコ良いナンバーで、バックにストリングを使うなどゴシック度も高く、Magda Ollarのヴォーカルも良いですね。
5曲目の"The Visitor"もメタリックでラウドなサウンドですが、これもしっかりゴシックしています。
6曲目の"Not A Dream"はアコースティック・ギターから入るメロディアスなゴシックのバラード・ナンバーです。
それにしてもこのバンドのギタリストMike Buffaという人物のテクニックもかなりなものです。
7曲目の"Other Side"もEvanescenceタイプのメロディアスなゴス・ロックです。
8曲目の"Losing You"もMagda Ollarのヴォーカルだけじゃなく、バックのサウンドもカッコ良いナンバーです。
9曲目の"Closure"は全体的にはポップな感じのナンバーです。
10曲目の"Slowly Killing Me"はメロディアスなナンバーで、結構いけます。
11曲目の"Broken Promise"なんか聴いていてもMagda Ollarのヴォーカルはかなり良いと思います。
ラストの12曲目"Remiez"でも、Mike Buffaのメタリックなギターを始め、バックの音はとてもカッコ良いです。
EvanescenceやFireflightが好きな方にはお薦めです。
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