2008-11-28
Fahrenheit / Talking 'Bout Love (1989)

同じ系統のバンドとしては、Time Gallery、Channel 5などが挙げられると思います。
そういえば、ドイツにも似たような名前のバンドでFarrenheitというバンドがおりますが、こちらも同じような系統と言えますね。
これらのバンドについて共通して言えることは、アメリカナイズしたサウンドで、メロディアスなAOR的なハードポップを演っているということでしょうか。
このFahrenheitも軽めのメロディアスなハードポップを演っていて、AORファンにも受けると思いますね。
1曲目の"Talking 'Bout Love"はメロディアスでポップなナンバーでウエスト・コーストの香りがするナンバーです。
とても聴きやすいです。
2曲目の"Suzanna"は出だしのギター・ソロがそそるテンポの良いポップなナンバーです。
3曲目の"Touch Of Heaven"はメロディがキレイなポップな感じのバラード・タイプのナンバーです。
出来もかなり良いですし、AORファンも納得の1曲だと思います。
4曲目の"Danger"はギターの音にキレがあるメロディアスなハードポップのナンバーです。
出だしはちょっとといった感じですが、本編はとてもいかしてます。
5曲目の"Should Have Known Better"はメロディがとても素晴らしいバラード・ナンバーです。
Richard Marxのナンバーで似たようなタイトルの"Should've Known Better"がありますが、このナンバーに雰囲気が似ております。
とても良く出来たAORのナンバーです。
6曲目の"Turn Me Loose"はLoverboyのカヴァーです。
オリジナルには負けてますが、それでも、曲の仕上がりはとてもカッコ良いです。
7曲目の"You And I"は再びメロディアスなバラード・ナンバーですが、盛り上がりはこちらの方が上でしょうか。
ヴォーカルも聴きやすいですし、かなり上手いと思います。
8曲目の"Don't Ever Break My Heart"はゆったりとした感じのポップなAORナンバーです。
9曲目の"Tears"もメロディアスなナンバーで、曲の感じはJohn Waiteが演りそうなAORナンバーに仕上がっております。
ラストの10曲目"Dreamin'"はシンセサイザーを上手く使ったスペイシーな感じのメロディも素敵なハードポップのナンバーに仕上がっております。
ほぼ、全曲良く出来たナンバーばかりですので、Time Gallery、Channel 5などが好きな方や少しハードめのAORファンにお勧めの1枚ですね。
聴くところによりますと、1,000枚の限定プレスということですので、無くなればレア盤必至と思われますので、興味のある方はお早めに。
私は、Schmankerl Recordsから9.66ユーロで購入しましたが、日本でもRock Avenueで取り扱っており、11/28現在では在庫があるようです。
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