2009-01-11
Oattes Van Schaik / Love Attaxx (1985)
Marc Jordanの1978年の1stアルバム"Mannequin"が本国カナダで再発されるようです。"Mannequin"、2ndの"Blue Desert"は今までかなりの金額で取引されておりましたので、再発によって適価で名盤を聴けるようになることは本当に喜ばしい限りです。
先日は、COOL SOUNDからKazu Matsui feat. Robben Fordの"Standing On The Outside"("Love's A Heartache")も無事に再発されましたし。
残念なのは、ユニヴァーサル・レコードからアナウンスのあった何枚かのアルバムが発売中止になったことです。
ここずっと、このブログではアナログ・レコードの紹介ばかりですが、それは、最近発売されたアルバム(いろいろなジャンルで)に対し、燃えるものがあまり多くないということでしょうか。
先日ブログにも書きましたが、昨年新たに発表されたアルバムで購入したものは多くはありません。
結局過去の音源のものを主体に買っているということになりますね。
やはりAORや産業ロック、フュージョン・ファンの私としては、70年代後半から80年代前半の音楽が大好きですし、今も良く聴いております。
あの頃、AORといえば"Soft & Mellow"を標榜に多くのミュージシャンがアルバムを出しておりましたし、産業ロックという言葉がロックを商品化したとして揶揄的に使われており、評論家筋からは金太郎飴かのように批判もされておりました。
さらに、田中康夫氏の「なんとなくクリスタル」によって、AORをお洒落感覚で聴いているとか、AORを軽薄な音楽に貶めたといった馬鹿な評論家もおりましたが、しょせん音楽、そこに楽しみがあってこそだと思います。
バック・ミュージシャンが誰其、和音がどうのこうの、ではなく、いかに自分が楽しめるかが重要だと思いますね。
楽しみ方はそれぞれです。
はっきり言って、AORを万人に広めたということで、田中康夫氏の功績は大きいと私は思っております。
その頃のAORや産業ロックのアルバムって結構CD化されてはいるものの、まだまだCDで聴けないアルバムがたくさんあり、ここ数日のアナログ・レコードの紹介となったわけです。
で、今日もまた未CD化のアルバムを紹介することとなりました。
紹介するアルバムは、1985年に発表されたOattes Van Schaikの"Love Attaxx"です。
このアルバムも以前私のHP"AOR PARADISE"の中でCD化祈願アルバムで一度紹介したものです。
Oattes Van SchaikはオランダのAORアーティストBernard OattesとRob Van Schaikの2人よるユニットです。
Bernard OattesはBobby Caldwellが主宰するSin-Drome Recordsから1992年に"Frame By Frame"というアルバムを発表している人で、AORファンにも結構知られている存在です。
この"Love Attaxx"の内容を一言でいうと、ダンサンブルなAORといった感じですが、これがとてもお洒落で都会的なんですね。
中には、"Everything About You"といった極上のバラード・ナンバーなんかも収められており、とても素晴らしいAORアルバムです。
A面の1曲目"Miracle"はディスコティークしたダンサンブルなとてもいかしたナンバーです。
二人のデュエットも良いですが、Vernon JeffSmithのサックスがとてもそそります。
2曲目の"Could This Be Love"もダンサンブルなナンバーですが、メロディがとても素晴らしい曲で、ファルセット・ヴォイスのヴォーカルが最高です。
3曲目の"Everything About You"がもうホント最高のバラードなんですね。
前にソニー・レコードから通販専用で"Soft & Mellow Music : The AOR Collection"という6枚組のボックス・セットが16,350円という価格で発売されましたが、私はこの"Everything About You"というナンバーのためだけにこのボックス・セットを購入してしまいました。
4曲目の"Love Attaxx"は一転して軽快なディスコ・タッチのナンバーです。
シンセやギター、ドラムスなどバックの音は最高です。
B面の1曲目"Say Yeah"はとてもカッコ良いFunkしたナンバーです。
このナンバーでは、Gwen Guthrieがヴォーカルで参加しておりますし、David Sanbornがファンキーなサックスを聴かせてくれています。
2曲目の"Destiny"はこれまたダンサンブルでオシャレな極上のディスコ・ナンバーです。
3曲目の"Let Me Go"はポップなナンバーで、出来もそこそこです。
ラストの4曲目"Crimes Of Passion"もCon Funk ShunやBar-Kays、GQなどに通ずるダンサンブルでファンキーなナンバーです。
ここでもDavid Sanbornのサックスがご機嫌です。
A面に比べB面はAORというよりファンキーさの方が際立っておりますが、それでも、かなり良く出来たアルバムだと思いますし、とにかく"Everything About You"がとても素晴らしいナンバーです。
この曲がコンピレーション・アルバムに収録されているくらいですから、CD化は難しくないと思うのですが。
コメント
Everything About You
Everything About Youは素晴らしいバラード・ナンバーです。
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オーツさんが絡んでるとなると試聴の旅に出なくては。