2009-03-07
Dakota / Three Live Times Ago... (2000)

この"25th Reunion Concert 1980-2005"はDAKOTA結成25周年記念のコンサートの模様を録音したアルバムでしたが、本日紹介する"Three Live Times Ago..."は2000年に発表されたアルバムですが、音源は20年前の1980年のコンサートの模様を収めたアルバムとなっております。
1980年といえば、1978年に実質的なDAKOTAの1stとも言えるThe Jerry - Kelly Bandの"Someone Else's Dream"とDAKOTAの1stアルバム"DAKOTA"を発表した時期です。
したがって、この"Three Live Times Ago..."もこれら2枚からの選曲が殆どですが、そのほかに2ndアルバムの"Runaway"から"When The Rebel Come Home"のみ1曲が収められております。
また、後に"Little Victories"の収められる"Working Hot"やスタジオ未発表ナンバーの"Bad Dreams"の2曲が収められているということが、このアルバムの魅力となっております。
DAKOTAについては、1stアルバムが彼らのベストだと思っている私ですので、この頃のライヴ・アルバムを聴けるということはとても嬉しい限りです。
やはり"25th Reunion Concert 1980-2005"に比べるととても若々しいですね。
全17曲が収められておりオリジナル1stに収録されているナンバーは"Crazy Love"を除き、他のナンバーは入っておりますし、残りもThe Jerry - Kelly Bandの"Someone Else's Dream"の大半のナンバーが収められております。
"25th Reunion Concert 1980-2005"に収められていなかった"You Can't Live Without It"のライヴ・ヴァージョンを聴けたのは嬉しかったですね。
アルバムは、The Jerry - Kelly Bandの"Someone Else's Dream"からの"Settle Down"、"Magic"から始まります。
3曲目はDAKOTAのナンバーで一番に好きになったナンバー"Crazy For Your Love"です。
出だしのギターもメロディも最高のナンバーです。
何度も書きますがサビの部分は素晴らしいです。
4曲目の"Possession"も躍動感たっぷりのナンバーでライヴ向けのナンバーですね。
途中のギター・ソロは最高です。
5曲目は"You Can't Live Without It"です。
もう永遠のバラード・ナンバーです。
DAKOTAのベスト・チューンですね。
BOSTONの"A Man I'll Never Be"と同じくらい大好きなナンバーです。
6曲目の"When The Rebel Comes Home"は2ndアルバム"Runaway"からのナンバーです。
そういえば、2ndの発表は1984年でしたが、曲作りは1st発表後すぐに行われたようですが、かなり発表が遅れたということも聴いていましたし。
7曲目"Lady"も1stアルバムからのナンバーで、とてもメロディアスな産業ロックのナンバーです。
8曲目の"Workin' Hot"は冒頭にも書きましたが、後に"Little Victories (2000)"に収録されたナンバーです。
この時にもうすでに出来上がっていたんですね。
9曲目の"Changes"はThe Jerry - Kelly Bandの"Someone Else's Dream"からのナンバーで、これまたメロディアスなバラード・ナンバーです。
10曲目の"One Step"、11曲目の"It Gets Easier"、12曲目の"Restless"、13曲目の"If It Takes All Night"の4曲は1stアルバムからのチョイスです。
どのナンバーも素晴らしい出来ですね。
14曲目以降はボーナストラックとして収められたナンバーです。
その14曲目"Silly Boy"、15曲目の"Dear Love"、16曲目の"You Can Be"はThe Jerry - Kelly Bandの"Someone Else's Dream"からのナンバーです。
ラストの17曲目の"Bad Dreams"ですが、スタジオ未収録のナンバーだと思います。
DAKOTAのアルバムは全て所有しておりますが、どのアルバムにも入っておりません。
アコースティカルでメロディアスなバラード・ナンバーです。
DAKOTAのアルバムはオフィシャル盤はほぼ廃盤となっておりレア化しており、入手も難しいですが、DAKOTAのミュージシャン・サイトから全てのアルバムを手に入れることができます。
ただし、盤はCD-R(音は良い)ですし、ジャケットがパソコンで印刷したようなものですが。
それでも、彼らのサウンドを聴けるのであれば、それでも良いかな?と思います。
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