2009-05-09
Dark Sanctuary / De lumière et d'obscurité (2000)

Dark Sanctuaryは1996年にバンドが結成され、現在に至るまで"Royaume Mélancolique (1999)"、De Lumière et d'Obscurité (2000)"、"L'être las - L'envers du miroir (2003)"、"Les Mémoires Blessées (2004)"、"Exaudi Vocem Meam - Part 1 (2005)"、"Exaudi Vocem Meam - Part 2 (2006)"といった6枚のアルバムを発表しております。
現在のメンバーは、 Dame Pandora (Vo)、Arkdae (Keys, G)、Hylgaryss (Keys, G)、Sombre Cÿr (B)、Alexis (Perc)といった布陣で、過去には専属のヴァイオリニストも在籍していたようです。
彼らのサウンドはというと、Gothic (ただしメタルではありません)と呼べると思いますが、ネオ・クラシカルなシンフォニック・ロックでしょうか。
ヴォーカルはこのアルバムを発表した時のメンバーMarquise Ermiaという女性ですが、声質はソプラノ・ヴォイス、サウンドはゆったりと流れるクラシカルなものです。
全くデスの雰囲気もなく、とても聴きやすいアルバムとなっております。
私は、つい最近、このアルバムをAmazonから購入し、初めて聴きましたが、かなり気に入りました。
全13曲が収められており、1曲当たり6分とか8分台の長めの曲が半分くらい収められており、プログレといった雰囲気もあります。
Tracks list は次のとおりです。
1.Préludia 2'28
2.De lumiere et d'obscurite 8'20
3.Le paradis noir 8'54
4.Rêve mortuaire 4'04
5.Cet enfer au paradis 3'45
6.La chute de l'ange 8'40
7.Interludia 1'07
8.Au milieu des sepultures 6'09
9.Ordre et decadence 6'41
10.Les entrailles de ce purgatoire 7'05
11.Funerailles 8'12
12.Que mon dernier soupir m'emporte 2'27
13.Summoning of the muse 4'51
曲調はゆったりと流れるストリングにヴァイオリンやキーボードが乗るスロウなナンバーが主体で、ギターの音はあまり聴こえません。
荘厳、憂い、美といったゴシックの特徴を兼ね備えておりますが、メタルじゃないところに魅力を感じます。
ゆったりとした同じような曲ばかりで飽きるという方もいらっしゃると思いますが、特に荘厳さと美しさは素晴らしく、ピアノやオルガンそしてヴァイオリンの音は素晴らしいと私は思います。
まあ、元々私はゴシック・メタルは大好きですし、BGMとしても邪魔にならないですし。
このアルバムを聴いて、とりあえず他のアルバムも集めたいと思います。
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