2009-06-08
The Beatles / Hey Jude (1970)

今年の9月9日にUKオフィシャルのオリジナル・アルバムがリマスターされて発売されるというアナウンスがあったからだと思います。
聞くところによりますと、現在流通しているアルバムはリマスターされるものは生産中止となるようで、そういうこともあり、今、The Beatlesのアルバムが売れているとか。
まあ、おそらく購入している人はコレクターの人がメインだと思いますが。
今回のリマスターはUKオフィシャル盤と"Magical Mystery Tour"だけUS編集盤がリマスターされますが、以前にUSキャピトル盤アルバムが"Rubber Soul"までモノラル、ステレオでボックス・セットが2種類出され、その後の続きがあるのかなあと思っていたら、なんか無いようですね。
The Beatlesのベスト・アルバムといえば、先ず1966年に発表された"A Collection Of Beatles Oldies"ですが、これは英Parlophoneからの発表でしたので、今回のリマスター再発にカタログに入っていても良かったのに、と思いますが。
で、次に発表されたのが本日紹介する"Hey Jude"です。
これも1970年5月8日に英Appleで、同18日に米Appleで発表されたものです。
この"Hey Jude"もオフィシャルで発表されたアルバムですので、リマスターされて出されてもかなりの売り上げになると思います。
"Past Masters Vol.1、Vol.2"が2 in 1でリマスターされますが、The Beatlesのロゴだけというアルバム・ジャケットがいただけないと思います。
この"Hey Jude"に収められているナンバーはオリジナル・アルバムに未収録のナンバーが数多く収められていたので、アナログ・レコードはそこそこ売れたと思います。
当時、"Rain"は私にとっては、このアルバムが初耳だったと思います。
"Revolver"以降のThe Beatlesが好きな私にとって、この"Hey Jude"はその選曲がとても嬉しかったように記憶しております。
"Hey Jude"はシングル盤を買い、ヘヴィ・ローテーしておりましたが、当時のラジオは、3?4分台の曲は全曲オン・エアしていたもののこの"hey Jude"は民放では殆どがフェイド・アウトしておりましたっけ。
唯一NHK-FMだけが1曲まるごと流していました。
私は、"Hey Jude"よりB面の"Revolution"の方が好きで、このナンバーは何時もフル・ヴォリュームで聴いておりました。
出だしのへヴィなギターのリフと重たいベースとドラムス、もうこれは最高のハードロック・ナンバーです。
"Lady Madonna"もピアノとベース、さらにPaulのヴォーカルが最高に生かしたナンバーで、途中のホーン・セクショは当時としてはとても新鮮に聴こえました。
ここに収められている"Don't Let Me Down"はシングル"Get Back"のB面に収められていたナンバーです。
これまたスロウなブギのJohnのヴォーカルが最高にいかしたナンバーです。
極めつけは"Rain"で、出だしのギターとベースがとてもサイケしたナンバーで、私の中では、The Beatlesの数あるナンバーの中でも高ポイントのナンバーです。
1位は"I Am The Warlus"ですが。
また、このナンバーを聴くとTodd Rundgrenの完コピに近いカヴァーを思い出します。
"Old Brown Shoe"はGeorgeのナンバーですが、これもかなり聴きこんだナンバーです。
The Beatlesのベスト・アルバムですが、これはこれで良く出来たアルバムですので、リマスター再発があって良いと思います。
少なくとも、このジャケットのアルバムが欲しいです。
みなさんもそう思いませんか?
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コメント
レコードの水洗い
レコードの水洗い、私もしました。
いやー、懐かしい言葉ですね。
スプレーをかけるとレコードが溶けるみたいな話もなかったでしょうか?
それを聞いてから、持っているレコードをせっせと水洗いしてましたっけ。
ピクチャー・レコード、私も「サージェント」を購入しましたが、なんか普通のレコードに比べ音質が悪かったような感じがしました。
Rain、ホントに良い曲です。
I Am The Warlusが最も好きなナンバーです。
いやー、懐かしい言葉ですね。
スプレーをかけるとレコードが溶けるみたいな話もなかったでしょうか?
それを聞いてから、持っているレコードをせっせと水洗いしてましたっけ。
ピクチャー・レコード、私も「サージェント」を購入しましたが、なんか普通のレコードに比べ音質が悪かったような感じがしました。
Rain、ホントに良い曲です。
I Am The Warlusが最も好きなナンバーです。
中学生の僕にはスプレーを買うか次の順番のビートルズのアルバム(発表順に買ってましたから)にお金を回すかは「スープから飲むかチャーシューを一口かじってからにするか」みたいな感じで迷うに迷うところでしたから金銭的にありがたい情報でした。同じように針を買うのもまさに清水の舞台でした(笑)
レコード・スプレー
レコードにはとかくホコリが付きやすく、静電気防止といった観点からスプレーを使っていたと思いますが、輸入盤にスプレーをかけたら、何かしらレコードが溶けたような音(?)だった感じってありませんでしたか?
その当時輸入盤というのは中学生の僕には市内では入手できない憧れの対象でした。四季ごとに大手ショップが文化センターで行う輸入盤フェアでしか手に入りませんでした。その時買ったのはwingsのlondontown とジョージの慈愛の輝きでした。疑う余地はなくありがたくありがたくスプレーした記憶しかありませんので(^_^;)
慈愛の輝き
The Beatlesの中で最も好きなのが、George Harrisonですが、彼のアルバムの中で最も好きなのが、"George Harrison (慈愛の輝き)"なんです。
"Love Comes Everyone"は彼のベスト・テイクだと思っております。
また、The Beatles時代に作曲し、Antholgyに収録されている"Not Guilty"も大好きなナンバーです。
あと、"33 1/3"もかなり好きなアルバムですね。
"Love Comes Everyone"は彼のベスト・テイクだと思っております。
また、The Beatles時代に作曲し、Antholgyに収録されている"Not Guilty"も大好きなナンバーです。
あと、"33 1/3"もかなり好きなアルバムですね。
Not Guilty、アンソロジーに入っていて「ずっとお蔵入りだった」という解説をようやく信じることが出来ましたアンソロジー発売で(笑)。アレンジもほとんど完成していましたよね。
そういえばデビッドフォスターを起用したのもジョージが実は早いですよねポップス畑で。
そういえばデビッドフォスターを起用したのもジョージが実は早いですよねポップス畑で。
David Foster
仰るとおり、私がDavid Fosterの名前を知るきっかけは、George Harrisonの"Extra Texture"からです。
George Harrisonの交友関係は広く、Tom ScottやRebben Ford、Richard TeeなんかのL.A.辺りのミュージシャンなどもGeorgeのアルバムに参加してますし。
まあ、Georgeの顔の広さはバングラ・デシュのコンサートを見ても明らかです。
George Harrisonの交友関係は広く、Tom ScottやRebben Ford、Richard TeeなんかのL.A.辺りのミュージシャンなどもGeorgeのアルバムに参加してますし。
まあ、Georgeの顔の広さはバングラ・デシュのコンサートを見ても明らかです。
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で効果的に使われていたヘイジュードですが曲名が分からずこのアルバムにたどり着くまでかなり時がたちました。三ヶ月くらい毎日聞いたこのアルバム。針の交換だなんてことも知らず、スプレーだなんてものも知らずかなり酷使したと思います。どこぞの本で「水洗いが良い」ということを読んでこわごわ実行しました。最初に実行したのはアビーロードのピクチャーでしたが。このアルバムジャケットがとても好きです。し、入門にもいいし、なんといっても「レイン」に出会えるきっかけになりますね。