2009-06-10
Teri DeSario / Overnight Success (1984)

この"Overnight Success"はJohn O'Banionを手掛け一躍有名となったJoey CarboneとRichie Zitoのコンビによりプロデュースされた作品で、Joey Carboneはピアノ・シンセなど、Richie Zitoはもちろんギターなどでバックを務めており、内容は、John O'Banionの1stアルバムを彷彿するものとなっています。
また、このアルバムは当時日本のみで発売されたもので、シングルカットされた"Overnight Success"は日本市場で28万枚の大ヒットを記録しております。
Teri DeSarioはマイアミのクラブで歌っていたところをThe Bee GeesのBarry Gibbに見出され、1978年に"Pleasure Train"でデビューしました。
日本では、"Overnight Success"が有名ですが、1980年3月には、高校の同級生であったKC & The Sunshine BandのKCこと、Harry Wayne Caseyとデュエット曲"Yes, I'm Ready"を発表し、ビルボードチャート2位の大ヒットを記録しております。
先にも書いたとおり、John O'Banionの1stを彷彿するAORアルバムに仕上がっておりますが、1曲目の"Overnight Success"はテレビCMでのオンエアーということもありましたが、曲自体がノリが良く、ポップで覚えやすいメロディを持ったナンバーでしたので、ヒットしたのも当然という感じです。
誰もが一度は耳にしたナンバーだと思います。
2曲目の"Ocean Of Love"は出だしのJoey Carboneのピアノが素敵なバラード調のメロディアスなナンバーで、完全にAORしております。
サビの部分もかなり良いです。
3曲目の"Dance Of Love"は再び1曲目同様のノリの良いダンスポップ・チューンで、Joey CarboneとRichie Zitoのそれぞれのプレイも聴きものです。
4曲目の"All Of My Love"は2曲目と似たミディアム・テンポのバラード風のメロディアスなナンバーで、これもお勧めですね。
5曲目の"Let's Dance"は再びアップテンポのノリの良いナンバーで、1曲目と雰囲気が似ております。
Richie Zitoのギター・プレイもさすがです。
6曲目の"Straight To The Heart"はヴォーカルをJohn O'Banionに変えればJohnのアルバムに入っていても良いようなとてもメロディアスなAORナンバーです。
7曲目の"Reach For The Top"はJoey Carboneのピアノやシンセのバックのプレイを大々的にフィーチャーしたポップなナンバーです。
ラストの8曲目"Just Loving You"はTeri DeSarioがしっとりとした感じで歌うメロディアスなバラード・ナンバーでとてもいかしております。
長らく廃盤状態で、結構高根の花だった"Overnight Success"がこのようにリ・イッシューされることは、アナログ・レコードしか持っていなかった私にとってとてもハッピーなことです。
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コメント
さっそく予約させていただきました!!!!!!!!!
Overnight Success
私も予約しております、
Joey CarborneとRichie Zitoのコンビは最強です。
Joey CarborneとRichie Zitoのコンビは最強です。
帯を見てみたら、1984年と。いろんなことが思い出されました~
Overnight Success
私も本日手に入れました。
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