2009-06-20
Forever Slave / Tales For Bad Girls (2008)

このForever Slaveはスペイン産のシンフォニック・ゴシックのバンドです。
同系統として、NIGHTWISHやWITHIN TEMPTATIONなどが挙げられれますが、こういったバンドはどちらかというとフィンランド辺りの北欧系が多いのですが、スペイン産にもこれだけ聴かせるゴシック・メタルのバンドがいるんですね。
もう完全にジャケットがゴシック・メタルの雰囲気そのまんまで、女性ヴォーカルとこのジャケットが購入の決め手でした。
ヴォーカルを担当しているのは、Lady Angellycaでヴォーカル・スタイルはいわゆるソプラノ系です。
声は結構好きなタイプですし、ギターがかなりメタルしており、さらにメロディアスなシンフォニック・サウンドということですので、全くもって私の好みです。
私はこの"Tales For Bad Girls"で初めてForever Slaveを知りましたが、彼らは2000年から活躍しているバンドなんですね。
2000年、2001年とそれぞれ1枚ずつのシングルを発表し、2004年に"Resurrection"という6曲入りのデモ・アルバムを出し、2005年に"Alice's Inferno"というフルレンスの1stアルバムを出しておりますので、この"Tales For Bad Girls"は彼らの2ndアルバムとなるのでしょうか。
1曲目の"Dickhead!"は、もういかにもといった感じのシンフォニック・ゴシックです。
バックのギターもメタルしていて良いですね。
2曲目の"Say Good-Bye"は出だしギターのリフがカッコ良いメロディアスなナンバーです。
途中のギター・ソロも最高です。
3曲目の"Gothix Girls"はちょっとばかりインダストリアっぽいサウンドから始まるナンバーで、Lady Angellycaの透き通った感じのヴォーカルも良いですが、男性ヴォーカルのエクストリーム・ヴォイスでのラップがアクセントにもなっております。
4曲目の"Pulse"は、5曲目の"Kristin A.I.D.S."への導入のためのの短いインストです。
その5曲目"Kristin A.I.D.S."はバックの美しいストリングスにへヴィなギターのリフが被さったサウンドがいかしてます。
6曲目の"Afterlife"はメロディアスなゴシック・ナンバーで、このアルバムの一押しかも。
とにかく曲の出来が素晴らしいです。
7曲目の"Our Story"も8曲目の"Mar, No Te Vayas"もLady Angellycaのソプラノ・ヴォイスがいかしたメロディアスなナンバーです。
9曲目の"The Lovers"はバックのピアノの音が美しいバラード・ナンバーです。
お勧めの1曲です。
10曲目の"Larmes et Roses"は一転してへヴィなギターのリフから始まるナンバーです。
11曲目の"My Girl (She Loves Her)"もメロディアスでポップなナンバーです。
ラストの12曲目"Gasoline"はポップな感じの曲です。
このナンバーでもバックのギターはカッコ良いです。
とにかく、私は、このForever Slaveのサウンド、特にギター・サウンドが気に入りました。
ゴシック・メタルの好きにはお勧めですね。
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