2009-06-26
Bob Welch / Bob Welch (1981)

今、私が所有しているCDはコレクターCDです。
イタリアのTime Warp Recordsの似非コレクターCDに比べるとジャケットはまあまあですし、盤はCD-Rですがレーベル面も結構まともと言えますが、ドイツで出されているコレクターCDの出来には及びませんが。
国内盤が出ていたというのが分かったのも、今回のコレクターCDを手にとってでした。
ジャケットが国内盤のそれのコピーだった訳です。
当時出ていることが判っていたらオリジナル国内盤を手に入れていた筈です。
ましてや、このコレクターCDは、送料込で31ドル99セントですから、日本円で3300弱もしましたので、まさに「後悔先に立たず」でした。
Bob Welchといえば、1977年の1stアルバム"French Kiss"が有名で、彼の最高傑作としても誉れ高いアルバムですが、1979年の2ndアルバム"Three Hearts"も1stアルバムの延長線上にあるアルバムで、かなり良く出来ていました。
まあ、3rd以降もポップで軽快なナンバーが収められており、特に彼のギターの音色が独特な雰囲気を醸し出して、私の好みでした。
この5thアルバムも基本的には変わっておらず、非常にポップな仕上がりとなっております。
1曲目の"Two To Do"はそんなBob Welchサウンドの典型的なポップなロックンロール・タイプのナンバーです。
2曲目の"Remember"はBryan Adamsのペンによるポップロックしたナンバーです。
3曲目の"Bend Me Shape Me"もとてもポップな作りナンバーで、出来もそこそこです。
4曲目の"That's What We Said"はブギ調の"3 Hearts"タイプのナンバーでシングル向きのナンバーです。
5曲目の"If You Think You Know How To Love Me"はメロディアスでポップなAOR風なナンバーで、1stアルバムに通ずるような曲です。
6曲目の"It's What Ya Don't Say"はスロウなブギ調のナンバーで、私はこの手のスロウ・ブギには弱いんです。
好きですね、こういう曲。
7曲目の"You Can't Do That"はメロディアスなポップ・ロックのナンバーで、このアルバムの中でも結構出来が良いナンバーだと思います。
ギターのトーンが好きです。
8曲目の"Secrets"は軽快なポップロックのナンバーです。
9曲目の"Imaginary Fool"は哀愁を帯びたメロディを持ったポップなAORナンバーで、このアルバムのハイライト的なナンバーですね。
お勧めです
10曲目の"To My Heart Again"はTom Snowのペンによるナンバーですが、結構盛り上がるといった部分もありますが、それほど期待したほどではないかも。
ラストの11曲目"Drive"はお得意の短いインスト・ナンバーで、これまた、コメントのしようがないナンバーですね。
"Sentimental Lady"や"Ebony Eyes"といった優れたナンバーは入っておらず、全体的な出来は悪くはありませんし、すでに廃盤となって手に入れるのが困難なアルバムですのでBob Welchのファン向けようといった感じも。
まあ。私は嫌いじゃないですし、Bob Welchのファンでもありますし。
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
トラックバック
http://aorparadise.blog66.fc2.com/tb.php/793-74a07ce9