2009-07-06
The Dukes / The Dukes (1979)

私のHPでCD化祈願アルバムVol.1で紹介していたアルバムですが、ようやくといった感じのCD化です。
このThe Dukesはイギリスのバンドですがサウンドはアメリカナイズされたもので、発表年を見るとちょうど産業ロックが流行っていた時期ということもあるでしょうが、メロディアスでポップで少しばかりハードといったほぼ産業ロックしたサウンドに仕上がっております。
メンバーは、セッションギタリストのMiller Anderson、元WingsのJimmy McCulloch、元Be Bop DeluxeのCharlie Tumahai、セッション・キーボディストのRonnie Leahyの4人となっております。
Jimmy McCullochはこのアルバムが発表されるわずか前に他界し、このアルバムの国内盤の帯にはJimmy McCllochの追悼盤として、「運命の旅立ち」というアルバム・タイトル出されました。
このアルバムの大のお勧めは1曲目の"Haerts In Trouble"で、とにかくメロディが最高のハードポップ・ナンバーです。
メロディ・マニアが泣いて喜ぶ、メロディアスな1曲です。
バックのピアノ、ギター、ベース、ドラムスと全てのプレイが一体となった素晴らしいナンバーです。
もうこの1曲でお釣りがくるぐらいです。
2曲目の"Leaving It All Behind"もポップで最高にいかしたこれぞ産業ロックしたサウンドで言うことがありません。
Jimmy McCullochのギター・ソロが泣けます。
この1曲目、2曲目だけで十分過ぎます。
3曲目の"All In A Game"はTOTOに通じるウエスト・コースト風の産業ロック・ナンバーです。
コーラス・ワークが素晴らしいです。
4曲目の"Billy Niles"はアレンジが面白いファンキーなナンバーです。
5曲目の"Crazy Fool"はピアノが美しいメロディアスなバラード・ナンバーです。
物悲しさをそそる盛り上がりのあるナンバーで聴きものです。
6曲目の"Who's Gonna Tell You"は再びアップテンポのポップなウエスト・コースト風の産業ロック・ナンバーです。
Jimmy McCullochのギターソロがカッコ良いナンバーです。
7曲目の"Time On Your Side"もウエスト・コースト風の産業ロックしたナンバーです。
Jimmy McCullochのギターとRonnie Leahyのシンセが最高にいかしてます。
8曲目の"I'll Try To Help"はこれまたメロディアスなミディアム・スロウのバラード・ナンバーです。
Miller Andersonのヴォーカルもいかしてます。
ラストの9曲目"Heartbreaker"はJimmy McCullochのハードなギターのリフがいかしたメロディアスなハードポップのナンバーです。
このナンバーでもコーラス・ハーモニーがいかしてます。
いやー、ホント、このアルバムのCD化は嬉し過ぎます。
産業ロック、ハードポップのファンだけでなく、少しハード目のAORファンにもお勧めの1枚です。
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コメント
いやいやいやいや、これはヤバいっすねぇ。リアルタイムでカセットテープを繰り返し聞いたアルバムです。ブガッティ&マスカーより思い入れは深いかもしれません。どのくらいの人に受け入れられるかは別として本当に嬉しいですね。
楽しみにしています
The Dukes
私もThe Dukes (Bugatti And Musker)よりもこちらのThe Dukesの方が好きです。
もう1曲目、2曲目を聴いたら虜になること間違いなしですね。
もう1曲目、2曲目を聴いたら虜になること間違いなしですね。
発売日がまたまた延びてしまったみたいですね
The Dukes
私はアナログ・レコードを持っておりますが、最初の2曲は、ホント、お勧めです。
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