2009-07-26
Con Funk Shun / Spirit Of Love (1980)

Con Funk Shunは1973年に"Organized Con Funk Shun"でデビューし、現在まで、といってもオリジナル・アルバムは1996年の"Live for Ya Ass"まで、計14枚のアルバムを発表しているファンク・バンドです。
Con Funk Shunのメンバーは、Michael Cooper - guitar, lead vocals、Karl Fuller - trumpet, vocals、Paul "Maceo" Harrell - saxophone, flute, vocals、Cedric Martin - bass, vocals、Louis A. McCall - drums, percussion, vocals、Felton Pilate - trombone, keyboards, guitar, lead vocals、Danny "Sweet Man" Thomas - keyboards, vocalsの7人で、この頃のファンク・バンドはCon Funk ShunだけでなくCameoなどもヴォーカル・グループではなく、楽器もこなす、それも演奏のレベルも高い、バンドが多くいました。
Con Funk ShunはドラムスのLouis A. McCallとヴォーカルの Michael Cooper によって結成されたバンドですが、1997年にLouis A. McCallが亡くなってからバンド活動も停滞したようです。
Con Funk Shunの最盛期はこの"Spirit Of Love"の前後で、日本では、1978年の"Ffun"や1981年の"Too Tight"といった大ヒットしたファンク・ナンバーより、本アルバムに収録されている"By Your Side"や1981年の"California 1"といったバラード・ナンバーが受けていたような感じがします。
"By Your Side"は本国でもシングル・カットされBlack Singlesチャートで27位を記録するヒットでしたが、"California 1"は本国ではシングル・カットはされませんでしたが、確か日本ではシングル・カットされていたと思います。
"By Your Side"を収録したこの"Spirit Of Love"ですが、もう最高のファンク・アルバムです。
1曲目の"Got To Be Enough"はシングル・カットされたナンバーで、Black Singlesチャートで8位にランクインしたファンキーなナンバーです。
これぞCon Funk Shunといったとてもカッコ良いファンク・ナンバーです。
2曲目の"By Your Side"はメロディアスなバラード・ナンバーで、私としては、彼らのナンバーの中で最も好きなナンバーです。
何度も書きますが、Con Funk Shun、The Bar-Kays、Cameoなどのファンク・バンドのバラード・ナンバーって、どうしてこんなに良い曲ばかりなんでしょうね。
3曲目の"Curtain Call"はベースの音がビンビンのファンク・ナンバーでヴォーカルも良いですが、バックのプレイが最高です。
4曲目の"Early Morning Sunshine"はミディアム・テンポの一部コーラスが入る(これがとても素敵)ほぼインストルメンタルしたメロディアスないかしたナンバーです。
5曲目の"Spirit Of Love"はホーン・セクションがカッコ良いファンク・ナンバーで、ヴォーカルのファルセットがいかしてます。
6曲目の"Happy Face"もシングル・カットされたナンバーで、Black Singlesチャートで87位を記録しております。
これもベースがビンビンのポップなファンク・ナンバーです。
7曲目の"All Up To You"はキーボードが美しいメロディアスなバラード・ナンバーです。
8曲目の"Juicy"はアーバンな香りがするミディアム・テンポのファンク・ナンバーで、メロディも良いですし、ファルセット・ヴォーカルもバックのプレイもいかしております。
9曲目の"Honey Wild"はミディアム・スロウのメロディアスなバラード・ナンバーで、いかしてます。
ラストの10曲目"Lovestruck 1980"はディスコ・タッチの軽めのファンク・ナンバーといったところでしょうか。
私としては、この"Spirit Of Love"はCon Funk Shunの数あるアルバムの中でもベスト・アルバムだと思っております。
かなり安く売っておりますので、未聴の方はどうぞ。
なお、"By Your Side"と"California 1"の2曲は彼らのベスト・アルバムに収録されております。
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コメント
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By Your SideとCalifornia 1
どうでしたか?
"By Your Side"と"California 1"の2曲って、とても良く出来たバラード・ナンバーだと思いませんか?
この2曲だったら、ブラコン・ファンだけではなく、AORファンも納得すると思いませんか?
"By Your Side"と"California 1"の2曲って、とても良く出来たバラード・ナンバーだと思いませんか?
この2曲だったら、ブラコン・ファンだけではなく、AORファンも納得すると思いませんか?
よくできてます。by your side は僕が一番にお気に入りの日本のバンドの中期の雰囲気に似ています。ちょっと愁いを帯びたメロディーとキーボードとライブで観てみたいようなコーラスアレンジ。途中聞こえるパーカッションもライブで見てみたい。California 1はイントロから唄に入るタイミングがやはりライブで良い感じでライティングが当てられそう。このベースも落ち着いていて良い感じ。
間奏で入るギターも控えめで歌の雰囲気を引立たせてくれます。
ギターは風の「ほおづえをつく女」を思い浮かべさせられますね。
(Let Me Put) Love On Your Mindの音色もいいです。
間奏で入るギターも控えめで歌の雰囲気を引立たせてくれます。
ギターは風の「ほおづえをつく女」を思い浮かべさせられますね。
(Let Me Put) Love On Your Mindの音色もいいです。
(Let Me Put) Love On Your Mind
(Let Me Put) Love On Your Mind、今聴き直してみました。
いや、ホント、このナンバーも良いですね。
バックのギターの音色、かなり気に入りました。
CDが出た時にすぐ購入したアルバムだったのに、一体全体、私は何を聴いていたのでしょう。
このベスト・アルバムを聴き直してみると、他にも良い曲がたくさんありました。
いや、ホント、このナンバーも良いですね。
バックのギターの音色、かなり気に入りました。
CDが出た時にすぐ購入したアルバムだったのに、一体全体、私は何を聴いていたのでしょう。
このベスト・アルバムを聴き直してみると、他にも良い曲がたくさんありました。
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