2009-07-31
Delegation / Eau de Vie (1979)

先ず、ジャケットがオシャレで素敵です。
こんなジャケットだったら当然音の方も期待してしまいますよね。
それが期待に違わずのオシャレなアーバン・ソウル、ライト・ファンクしたサウンドで、これが堪りません。
このDelegationですが、The Real Thingなどを手掛けたソングライター・プロデューサーのKen Goldに見出された男性3人組のヴォーカル・グループで、1975年にグループが結成され、1977年に発表したシングル""Where Is The Love (We Used to Know)" がUKチャートで22位にランクインされ、その後、
1979年に発表したシングル "Oh Honey"が全米R&Bチャートで6位にランクインされたことによりワールド・ワイドなグループとなりました。
当初のメンバーは、Ricky Balley、Len Coley、Roddy Harrisの3人でしたが、1979年にLen Coleyの代わりにBruce Dunbarが参加し、本日のアルバム"Eau de Vie"が発表されました。
そんな"Eau de Viw"は、それこそジャケットから想像される通りのサウンドを持った"Heartache No.9"から始まります。
このナンバーもインターナショナルなヒットを記録したナンバーで、当時、アナログ・レコードで聴いた時に、ヘヴィーローテーしていたナンバーです。
メロウでアーバンなライト・ファンクしたナンバーで、もう最高にご機嫌なナンバーです。
2曲目の"Sho' 'Nuff Sold On You"はバックのプレイがいかしたポップなファンク・ナンバーです。
3曲目の"One More Step To Take"は70年代後半のあのディスコティークしたAORナンバー、そのまんまの音です。
このナンバーも聴きもので、AORファンに間違いなく受けるサウンドだと思いますね。
4曲目の"Blue Girl"はメロディアスなバラード・ナンバーで、これもモロAORでしょう。
気に入ってます。
5曲目の"Darlin' (I Think About You)"は、これまた軽快なファンク・ナンバーで、カッコ良いという言葉がピッタリのナンバーです。
6曲目の"You And I"はベースがビンビンのカッコ良いファンク・ナンバーです。
メロディも良いですし、バックのプレイはホント最高です。
7曲目の"Stand Up (Reach For The Sky)"もメロディがとてもいかしたファンク・ナンバーです。
8曲目の"Welcome To My World"もシングル・カットされたナンバーで、ミディアム・スロウの60年代ソウルを感じさせるソウル・バラードです。
さすが、コーラス・ワークとリード・ヴォーカルのファルセットは最高です。
9曲目の"Put A Little Love On Me"はギターのカッティングがカッコ良いディスコティークしたナンバーで、メロディ最高の曲です。
10曲目の"You And I"はシングル・ヴァージョンの1987年リミックスのナンバーです。
ラストの11曲目"Put A Little Love On Me"はスペシャル・リミックス・ヴァージョンです。
このアルバムに収められているナンバーの殆どは、Ken GoldとMicky Denneのペンによるものですが、この2人はDenne & Goldというコンビで、AORファンからも高い支持を得ているブルー・アイド・ソウルしたAORアルバム"Denne & Gold"を1978年に発表しております。
この"Eau de Vie"は確かAOR本にも紹介されていたアルバムだと思いますが、ブラコン・ファンクのファン以外にもAORファンからも支持を得られるアルバムだと思います。
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