2009-08-15
Workshy / Soul Love (1994)

実は、私が彼らの音を耳にしたのは、2年ほど前です。
彼らのアルバムは、中古市場で二束三文で売られておりますが、私も1999年の彼らのベスト・アルバム"Unforgettable Collection"を市内のGEOで確か190円で仕入れ、それを聴いたのが初めてでした。
その時の驚きはかなりなものでした。
これって、もう殆どAORの世界でしょう!がその時の印象で、190円でこんな凄いアルバムを手に入れることが出来た喜びでいっぱいでした。
早速、Amazonを眺めると、他のアルバムも中古がかなり安い価格で売られていることが判りました。
その後、市内のGEOを覗くと380円、580円で売られており、半額のバーゲンを狙っては他のアルバムも手に入れるようになりました。
本日紹介する"Soul Love"も当然GEOで190円で仕入れたものです。
この"Soul Love"は日本編集によるアルバムで、全曲カヴァー・ソングを収録しております。
Workshyの魅力は何といっても粋で洒落たサウンドとDhrystaJonesのヴォーカルです。
この"Soul Love"でも彼らのサウンドと彼女のヴォーカルがとてもいかしておりますが、残念なことに収録ナンバーが少ないのが不満です。
1曲目の"I Say A Little Prayer"はBurt Bacharachのペンによるナンバーで、Dionne Warwickに歌われ1967年にヒットしたナンバーです。
Workshyのヴァージョンも最高にいかしてます。
2曲目の"If I Ever Lose This Heaven"はMinnie Ripertonが歌ってヒットしたナンバーです。
少しばかりファンキーな感じが堪らないですね。
3曲目の"It's Too Late"はもちろんCarole Kingの超有名ナンバーで、オリジナルと比べるとちょっと可哀そうですが(このナンバーは誰が歌ってもCarole Kingには敵わないと思います)、Workshyのヴァージョンも雰囲気満点です。
4曲目の"Why Can't We Be Lovers"はモータウン・サウンドの立役者B.Holland-L.Dozier-E.Hollandのペンによるナンバーで、Lamont Dozierが1972年にヒットさせたナンバーです。
Workshyのヴァージョンでは、片割れのMichael McDermottがリード・ヴォーカルを執っております。
5曲目の"All In Love Is Fair"はStevie Wonderのナンバーです。
Workshyのヴァージョンはとてもメロディアスでいかしたバラード・ナンバーに仕上がっております。
6曲目の"Child Of The Street"はSam Deesの1975年のアルバム"The Show Must Go On"からのナンバー。
このナンバーもMichael McDermottがリード・ヴォーカルを執っております。
ラストの7曲目"Work To Do"はThe Isley Brothersの1972年のヒット・ナンバー。
とてもファンキーに仕上がっています。
リアル・タイムでAORを聴いていた私は90年代以降のAORって殆ど聴いておらず、今でも70年代後半から80年代後半のAOR全盛期のアルバムのリ・イッシューしか興味を持っておりませんでした(おそらく私みたいなな方って多くいらっしゃるかも?)。
でも、やっぱり聴いてみるものですね。
このWorkshyはかなりいけます。
Amazonのマーケットプレイスでは1円から売ってます。
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