2009-08-22
Leon Russell / Leon Russell (1970)

Leon Russellと言えば、"Superstar"、"This Masquerade"そして"A Song For You"などの作者として有名なキーボーディスト、ソング・ライターです。
私が初めて彼の名前を知ったのは、Geroge Harrisonの"Concert For Bangladesh"からです。
映画でのGeorge HarrisonとLeon Russellの掛け合いによる"Beware Of Darkness"や"Jumpin' Jack Flash"そして"Young Blood"のカッコ良さに痺れました。
George Harrisonのメンバー紹介で"Stand up! Leon."と言われ、Leon Russellが立ちあがった姿も妙に印象的でした。
冒頭で紹介した"Superstar"のLeonがヴォーカルを執っているヴァージョンを昔必死になって探したことがありますが、Leonのヴァージョンはおそらく存在しておりません。
このナンバーのオリジナルはDelaney & Bonnieのヴァージョンがオリジナルで(その時のタイトルは"Groupie (Superstar)"で、その後、 Mad Dogs & EnglishmenでRita Coolidgeがカヴァーし、最も有名なのは、もちろん、The Carpentersのヴァージョンです。
また、この"Superstar"は以上のアーティスト以外にもBette Midler、Luther Vandross、Elkie Brooksなどいろいろなカヴァーがあります。
また、"This Masquerade"はLeonのオリジナル・ヴァージョンはありますが、これについてはThe Carpentersのヴァージョンもありますが、やはりこの曲と言えばGeorge Bensonのヴァージョンの方が有名ですし、出来もGeorge Bensonの方が良いかも。
本日紹介する"Leon Russell"に収められている"A Song For You"も非常に多くのカヴァーが存在し、
The Carpenters、Aretha Franklin、Cher、Dusty Springfield、The Temptations、Ray Charles、Willie Nelson、Peggy Lee、Michael Bublé、Natalie Cole、Herbie Hancock with vocals by Christina Aguilera、Whitney Houston、Simply Red、Betty Wrightなど様々なアーティストに歌われているナンバーです。
でもこれはオリジナルのLeonのヴァージョンがやっぱり良いです。
流れるように華麗なピアノで始まる"A Song For You"は、もうすでにスタンダード・ナンバーとなっておりますが、もう最高に良く出来たバラードです。
Leonのピアノ、そして特徴がある彼のヴォーカル(おそらくこの声に好き嫌いがあると思いますが)がピッタリとマッチしたナンバーです。
また、このアルバムにはLeonの代表的なナンバーの"Delta Lady"や"Hummingbird"といったナンバーなんかも収められております。
"Delta Lady"ではGeorge Harrisonのギターも聴けます。
そして、"Prince Of Peace"でのEric Claptonのギターは最高です。
さらに、このアルバムには、Ringo Starr、Chris Stainton、Charlie Watts、Bill Wyman、Klaus Voorman、Jim Gordon、Steve Winwood、Jim Horn、Delaney & Bonnie、Joe Cockerなど超有名なミュージシャンが参加しております。
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コメント
Leon Russellのヴォーカル
Leon Russellのヴォーカルって、結構好き嫌いが分かれるのでしょうね。
もちろん、私は全く気になりませんし、味があると思っております。
まさに仰るとおりだと思いますね。
George Harrisonのアルバムを聴いてからです。
バック・ミュージシャンが気になるようになったのも。
彼の交友関係って凄く広いじゃないですか。
Eric Claptonを始め、Dave Mason、Jim Gordon、Jesse Ed Davis、Gary Wrightなどは1stアルバム"All Things Must Pass"、他にJim Keltner、Tom Scott、Jim Horn、David Foster、Richard Tee、Jeff Lynneなど数え上げればキリが無いぐらいです。
「ジョージの音楽界に果たした役割ってデカイですね 」
まさにその通りですね。
もちろん、私は全く気になりませんし、味があると思っております。
まさに仰るとおりだと思いますね。
George Harrisonのアルバムを聴いてからです。
バック・ミュージシャンが気になるようになったのも。
彼の交友関係って凄く広いじゃないですか。
Eric Claptonを始め、Dave Mason、Jim Gordon、Jesse Ed Davis、Gary Wrightなどは1stアルバム"All Things Must Pass"、他にJim Keltner、Tom Scott、Jim Horn、David Foster、Richard Tee、Jeff Lynneなど数え上げればキリが無いぐらいです。
「ジョージの音楽界に果たした役割ってデカイですね 」
まさにその通りですね。
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ジョージの音楽界に果たした役割ってデカイですね