2009-10-01
Daryl Hall & John Oates / H2O (1982)

とにかくこのアルバムを含む、1980年の"Voices"、1981年の"Private Eyes"、1984年の"Big Bam Boom"を発表した頃のHall & Oatesは飛ぶ鳥を落とす勢いがありました。
それ以前は、1978年の"Along the Red Ledge"や1979年の"X-Static"の2枚のアルバムがDavid Fosterがプロデュースしたり、1975年に大ヒットした"Sara Smile"、1976年の"Rich Girl"のシングル・ヒットによりブルーアイド・ソウルのファン、AORファンから注目されていたデュオではありました。
1980年の"You've Lost That Lovin' Feelin'"が全米12位を記録したのを契機に、"Kiss on My List"、"Private Eyes"、"I Can't Go for That (No Can Do)"、"Maneater"、"Out of Touch"が全米1位を記録したほか、ほかのシングルもチャート上位に食い込むなど一躍時の人となりました。
彼らの魅力は、ソウルフルなDaryl Hallのヴォーカルなんでしょうが、John Oatesの少しかすれたような声も私にとっては魅力的なものでした。
また、当時のMTVに写るG.E. SmithのギターとCharles DeChantのサックスがなんかとてもカッコ良くとても印象に残っております。
この"H2O"は全米3位を記録した彼らの大ヒット・アルバムで、このアルバムからは、"Maneater"(全米1位)、"One On One"(全米7位)、"Family Man"(全米6位)の3曲がシングル・カットされております。
珍しいところでは、Hall & Oatesのナンバーは、Daryl Hall、Sara Allenとの共作、John Oatesによるオリジナル・ナンバーが殆どですが、ヒットした"Family Man"はMike Oldfieldのペンによるナンバーです。
これら3曲ばかりに目が行きそうですが、これら3曲と同じくらい(否それ以上かも)出来が良いナンバーが収められております。
それが、"Italian Girls"で、このナンバーはJohn Oatesのペンによるもので、リード・ヴォーカルもJohnが執っております。
これがエラくカッコ良いナンバーで、何故シングル・カットしなかったんでしょうね。
シングル・カットされていれば、先の3曲と同じくらいのチャートには食い込んだと思うのですが。
ほかに"Crime Pays"、"Open All Night"などの優れたナンバーが収録されており、特に"Open All Night"なんかもヒット性抜群のポップでメロディアスなDaryl Hallのヴォーカルが最高にいかしたナンバーだと思います。
本当に、この頃のDaryl Hall & John Oatesは輝いていましたね。
このアルバムは既に所有しておりましたが、市内のGEOで国内盤(帯無)が100円で売っておりましたので、車用として購入しました。
久しぶりに聴いても、やっぱり良いアルバムですね。
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コメント
久しぶりにtutayaすみやに行ってきました。H&Oの五枚?パックが2800円で売ってました、新品紙ジャケ。出歩いてみるものですね~
Hall & Oates
新品紙ジャケが5枚で2,800円というのは凄いですね!
そうです、黙っていてもお宝に巡り合えることはありません。
出歩くべきです!
そうです、黙っていてもお宝に巡り合えることはありません。
出歩くべきです!
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