2009-10-02
Eddie DeGarmo / Phase II (1990)

ギタリスト・ヴォーカリストのDana Keyと組んで、DeGarmo & Key名義で、1978年に"This Time Thru"というアルバムでデビューし、2003年までの間ベスト・アルバムやライヴ・アルバムを含め18枚ものアルバムを発表しております。
サウンド・スタイルはいわゆる産業ロック・ハードポップですが、90年以降のアルバムは今でもそこそこの価格で手に入れることができますが、それ以前のものはかなりのレア盤となっております。
そのDeGarm & Keyの片割れ、Eddie DeGarmoが1990年に発表した2ndアルバムが、本日紹介する"Phase II"です。
サウンドはAORで、バッキング・ヴォーカルとして、Russ Taff、Michael English、Mark Farner (ex: Grand Funk)などのCCM系のアーティストなどが参加しております。
1曲目の"Fragile Heart"は軽い感じのメロディアスなナンバーで、AORファン納得の出来もかなり良いナンバーです。
2曲目の"Can't Stand Still"はポップな感じのバックのプレイがいかしたAORナンバーです。
3曲目の"My Way Home"はバックのピアノが印象的なメロディアスなバラード・ナンバーで、結構盛り上がりもあります。
お勧めです。
4曲目の"Phase II"はバックの音も若干ハードなポップロックのナンバーです。
5曲目の"There's Something About That Name"はメロディアスなバラード・ナンバーですが、タイトルから判るように"Jesus"の連呼でちょっと閉口してしまいますね。
CCMだから仕方がないですかね。
6曲目の"Prayed For A Woman Like You"はメロディアスなミディアム・テンポのナンバーで、バックの音やメロディも良く、曲全体の出来がとても素晴らしいと思います。
7曲目の"Make It Count"はメロディアス度はイマイチといったナンバーです。
8曲目の"Profession Of Faith"はミディアム・テンポのポップロックしたナンバーです。
バックのサックスはかなり良いのですが。
9曲目の"Shoreline"もメロディアスで良く出来たAORナンバーです。
10曲目の"Forgive Me For Doubting You"はスロウなバラード・ナンバーです。
ラストの11曲目"Beyond The Tears"はEddie DeGarmoのピアノの弾き語りのナンバーで、荘厳な感じのゴスペル・ナンバーと言えばよいのでしょうか。
曲の出来にバラツキはあるもののAORアルバムとしてはまあまあだと思います。
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