2009-10-16
Brenda Russell / Soul Talkin' (1993)

Brenda Russellは、1970年代初期にブライアン・ラッセルと結婚し、ブライアン&ブレンダのユニットを結成し、エルトン・ジョンのレーベル、ロケットより"World Called Love"(1976)と"Supersonic Lover"(1977)の2作をリリースし、本格的に音楽活動を開始しました。
ラッセル夫妻はロバート・パーマーのソウルポップ・アルバム"Double Fun"にも2曲参加しやり、この他シェリル・ラッドやシャカ・カーンのルーファス等に楽曲を提供もしておりますが、1970年代後半にブライアンと離婚し、以後ロサンゼルスに居を構え、ソロ活動をスタートしました。
で、現在までに、
・Brenda Russell (1979) Chart Peak: US Pop #65, R&B #26、
Singles: "So Good, So Right," "Way Back When",
・Love Life (1981) Chart Peak: US Pop #107, R&B #42
Singles: "If You Love (The One You Lose)"
・Two Eyes (1983)
Singles: "I Want Love To Find Me", "Two Eyes"
・Get Here (1988) Chart Peak: US Pop #49, R&B #20, UK #77
Singles: "Piano in the Dark" with Joe "Bean" Esposito, "Le Restaurant," "Gravity"
・Kiss Me With The Wind (1990) Chart Peak: US R&B #65
Singles: "Stop Running Away," "Kiss Me With The Wind"
・Greatest Hits (1992)
・Soul Talkin' (1993)
Singles: "No Time For Time"
・Paris Rain (2000)
Singles: "Catch On," "Walkin' In New York," "You Can't Hide Your Heart From Me," "Somethi ng About Your Love"
・Ultimate Collection (2001)
・So Good So Right: The Best Of Brenda Russell (UK) (2003)
・Between The Sun And The Moon (2004) (UK) / (2004) (US) Chart Peak: US R&B #96
Singles: "Make You Smile," "I Know You By Heart"
・In the Thick of It: The Best of Brenda Russell (2009) (UK)
といったアルバムを発表しております。
彼女の最大ヒットは1988年の"Get Here"でJoe Espositoがバッキング・ヴォーカルを担当した"Piano in the Dark"がR&Bチャートの23位にランクインされました。
本日紹介する"Soul Talkin' "は残念ながらアルバム・チャートの100位以内にはランクインしませんでしたが、とても良く出来たAORアルバムに仕上がっております。
元々彼女のアルバムはR&B、ブラコンといった黒っぽさは無く、ほぼAORしたアルバムばかりですが、本作にもBobby Caldwellとデュエットした"Who Are You?"は、Bobbyの"Stuck On You"タイプのジャジーなAORナンバーなんかも収められております。
お勧めは1曲目の"Matters Of The Heart"で軽いタッチのメロディアスなAORナンバーで、Brendaのヴォーカルだけでなく、バックのプレイも最高にいかしてます。
AORファンは必ずや気に入るナンバーだと思いますね。
2曲目の"Soul Talkin'"もとてもアーバンな感じの若干ファンキーなお勧めのナンバーです。
雰囲気最高です。
なお、このナンバーは、Chaka Khanのために書いたナンバーだそうで、Chaka Khanの1988年のアルバム"CK"に収録されております。
3曲目の"In Over My Heart"もとてもAORらしさを感じさせるナンバーです。
4曲目の"No Time For Time"はとてもメロディアスなバラード・ナンバーで、バックのシンセとハーモニカの音は素晴らしいです。
これは本当にお勧めです。
5曲目の"You'll Fall In Love Again"もとてもメロディアスなバラード・ナンバーで、映画のサントラにでも使えそうなナンバーです。
バックのアコースティック・ギターとピアノやシンセに絡むストリングスは素晴らしいです。
6曲目の"10,000 Words"も軽いタッチのAORナンバーです。
7曲目の"Life Is Waiting"はMichael Thompsonのギターがカッコ良いファンキーな感じのナンバーです。
Michael Thompsonのギターのタッチは格別です。
8曲目の"Got To Love"ではJames Harrahのギターのトーンが印象的なこれまた若干ファンキーさのあるポップなナンバーに仕上がっております。
9曲目の"The Universe Is Calling You"はIvan Linsの作曲によるナンバーで、南米風のアレンジに中にもポップさが溢れ、都会的に仕上がっているナンバーです。
ラストの10曲目"Who Are You?"はBill Cantosのペンによるナンバーで、Bill自身も1995年のアルバム"Who Are You"で取り上げております。
冒頭にも書いたとおり、BrendaのこのヴァージョンはBobby Caldwellとデュエットしており、"Stuck On You"タイプのジャジーなナンバーに仕上がっております。
アルバム・チャートにランクインしなかったのが不思議なくらいに良く出来たアルバムです。
AORファンは必聴のアルバムだと思います。
こんなアルバムがAmazonマーケットプレイスでは1円から売っております。
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コメント
彼女は今のところ三枚持ってますが、こういう情報を聞くと興味わきますね。すぐに判断できる当時のチャートとかの情報よりもcreamさんの文章のほうが確かです!ね~
Soul Talkin'
この"Soul Talkin'"ですが、ブログに紹介しているとおり、出来はかなり良いです。
AORファン納得の1枚だと思いますね。
1円じゃ安すぎるでしょう。
でも中古がダブついているんでしょうね。
AORファン納得の1枚だと思いますね。
1円じゃ安すぎるでしょう。
でも中古がダブついているんでしょうね。
本日到着しました。まさに極上のボーカルと演奏ですね。これが一円だなんておかしい!!
"Soul Talkin'"
やはり、良かったでしょう?
これが、1円とは、ホントびっくりです。
Brenda Russellのファンの方はもちろん持っていると思いますが、ブラコン・ファンやAORファンでこのアルバムを聴いたことが無い方がいらっしゃれば、1円で売っているうちに是非手に入れたほうが良いかも。
これが、1円とは、ホントびっくりです。
Brenda Russellのファンの方はもちろん持っていると思いますが、ブラコン・ファンやAORファンでこのアルバムを聴いたことが無い方がいらっしゃれば、1円で売っているうちに是非手に入れたほうが良いかも。
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