2009-10-21
HB / Frozen Inside (2008)

ジャケ買いの1枚で、キレイなおねーちゃんの見た目そのまんまのシンフォニック・ゴシックということで高い国内盤を手に入れました。
最近は、2000円を超えると高いという感じがします。
で、フロント・ジャケットの写真が最も良く撮れていたようで、中ジャケットの写真を見るとそんなに美人ではありませんでした。
でも、中身のサウンドは全く以って私の好みでした。
このバンドいわゆるCCM ( Contemporary Christian Music)のメタル版のようで、歌詞にはJesusも。この手のバンド、Within TemptationとかNightwishとかに比べても全く引けをとりません。
というか私としては、こちらのHBの方が良かったりします。
とにかくメロディアスですし、Johanna(写真の女性)のヴォーカルもオーソドックスなスタイルで上手いです。
さらにバックの音も最高ですね。
ギターもちゃんとメタリックしてますし、プレイのレベルも高いです。
1曲目の"Intro (Holy One)"はJoannaのアカペラ・ナンバーです。
アカペラで歌うぐらいですから歌唱力もあります。
2曲目の"God Has All Glory"はまさにシンフォニック・ゴシックしたナンバーです。
クリスチャン・メタルらしくバックのクワイア(あくまでコーラスではありません)により、曲に荘厳さがプラスされております。
こんなナンバーを聴くとこれ以降も期待してしまいます。
3曲目の"It Is Time"はメタリックなギターのトーンから始まるシンフォニック・ゴシックのナンバーです。
全体的にギターの音はメタリックしておりますが、曲全体は結構ソフトです。
4曲目の"Be Aware"はバックのヴァイオリンとキーボードがいかしたメロディアスなナンバーです。
これは聴きものです。
5曲目の"Holy Secret"はゆったりと流れるようなナンバーで、チェロの響きが最高のメロディアスなバラード・ナンバーです。
Hym(讃美歌)のような荘厳さが堪らないナンバーで、このアルバムの一押しですね。
6曲目の"Frozen Inside"は出だしのアコースティック・ギターがカッコ良いメロディアスでポップな感じのナンバーです。
このナンバーも5曲目と違うタイプのナンバーですが、同じくらい良く出来たナンバーです。
7曲目の"Years Go By"は出だしのピアノが美しいナンバーで、ここでもクワイアが効果的に使われており、出来も素晴らしいです。
全体的にピアノの音がとても素敵です。
こういったクワイアが入っているのが彼らの魅力なんでしょうね。
8曲目の"Ambition"はメロディアス・ハードしたナンバーで、メロディがとても魅力的なナンバーです。
良いですね、この曲。
9曲目の"Why"は再びヴァイオリンとキーボードが美しいメロディアスなバラード・ナンバーです。
透き通った感じのJohannaのヴォーカルがとても素敵です。
ラストの10曲目"Lovesong"はもうこれは讃美歌でしょう。
歌詞に"My Father"という言葉が何度も出てきます。
メロディアスなバラード・ナンバーです。
シンフォニック・ロックやゴシックが好きな私にとっては、捨て曲は全くありません。
最近のシンフォニック・ゴシックのアルバムの中では最も強力な1枚だと思いますね。
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
トラックバック
http://aorparadise.blog66.fc2.com/tb.php/889-ad1c4c7d