2009-10-31
Jack Wagner / Don't Give Up Your Day Job (1987)

彼は現在まで、"All I Need" (1984) #44 Peak Billboard 200、”Lighting Up the Night" (1985) #150 Peak Billboard 200、"Don't Give Up Your Day Job" (1987) #151 Peak Billboard 200、"Alone in the Crowd" (1993)、"Dancing in the Moonlight" (2005)の5枚のアルバムを発表しております。
さらに、 "All I Need" #2 US (2 weeks) - Jan 12, 1985 (#1 AC - 2 weeks) 、"Lady of My Heart" #76 US - Jun 15, 1985、"Too Young" #52 US - Dec 7, 1985 (#15 US Hot Adult Contemporary)、"Love Can Take Us All The Way" - #15 US Hot Adult Contemporary - April 26, 1986、"Weatherman Says" #67 US - May 30, 1987と5枚がHOT100のシングル・チャートにランク・インされております。
彼が80年代に発表した3枚のアルバムは最近までレア化しておりましたが、Friday Musicという新興のリ・イッシュー専門レーベルからCD化され、AORファンを喜ばせてくれました。
特にACチャートで2週続けて1位を記録した"All I Need"を含む1stアルバムは、Planet 3のGlen BallardとClif Magnessによりプロデュースされたアルバムで、シングル・ヒットとなった"All I Need"はGlen BallardとDavid Fosterによってプロデュースされたメロディアスなバラード・ナンバーで、このアルバムのCD化はAORファンが歓喜したと思います。
本日紹介する3rdアルバム"Don't Give Up Your Day Job"はRobbie Buchananなど色々な人がプロデュースしておりますが、これまた結構いかしたAORアルバムに仕上がっております。
1曲目の!Weathersman Says"はSteve BarriがプロデュースしたポップなAORナンバーに仕上がっております。
2曲目の"Island Fever"はOlivia Newton-Johnのプロデュースで有名なJohn Farrarのペンによるナンバーで、プロデュースも担当しております。
ゆったりとした感じのメロディアスなナンバーです。
3曲目の"Love...Find It"はGlen BallardとClif Magnessのプロデュースによるナンバーです。
ヒット性抜群のポップでメロディアスなAORナンバーに仕上がっております。
Joel Peskinのサックスがかなりいかしてます。
4曲目の"It's What We Don't Say"はSieda Garretとのデュエットによるメロディアスなバラード・ナンバーです。
雰囲気、なかなか良いです。
5曲目の"Easy Way Out"はあのi-TENのカヴァーです。
オリジナルには負けますが、元々曲が良いので、Jackのヴァージョンもとても良いです。
このナンバーは、Elliot Scheinerがプロデュースを担当しており、Michael Landauがバックでカッコ良いギターを弾いています。
6曲目の"Common Man"もタイプ的にはi-TENにも通ずるメロディアスで産業ロック風のAORナンバーでかなりいけます。
7曲目の"Lovers In The Night"はJack自身のプロデュースによるメロディアスなバラード・ナンバーで、AORのど真ん中のナンバーです。
8曲目の"Sneakin' Suspicious"はDiane WarrenのペンによるRobbie Buchananがプロデュースしたナンバーで、さすがRobbie Buchananといったキーボードがカッコ良いAORナンバーです。
さらにDann Huffのギター・ソロも素晴らしいです。
9曲目の"It's Been A Long Time"もJack自身がプロデュースしたナンバーです。
はつらつとした感じのポップなナンバーに仕上がっております。
ラストの10曲目"Back Home Again"は再びRobbie Buchananのプロデュースしたナンバーで、David Fosterにも通ずるメロディアスなバラード・ナンバーです。
1st、2ndそしてこの3rdとメロディアスなナンバーが多く収められておりますし、プロデューサーやバック・ミュージシャンなど最高の人たちによって作られたアルバムですので、AORファンから支持を得たのも当たり前ですね。
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