2009-12-15
Lee Greenwood / Greatest Hits (1985)

もちろん新品です。
Lee Greenwoodはいわゆるカントリー・シンガーで、60年代後半から音楽活動を開始しいろいろなカントリー・バンドを渡り歩いていた人で、1982年にMCA Recordsから1stソロ・アルバムInside and Out"を発表し、このアルバムがカントリー・チャートで12位を記録するヒットを放ち、一躍カントリー界で知られる存在となりました。
その後、現在に至るまで、20枚のオリジナル・アルバムを発表しておりますが、特に1985年に発表した"Streamline"はカントリー・チャートで1位を記録する大ヒットアルバムとなりました。
MCA Records時代のLee Greenwoodは9枚のアルバムを発表しており、殆どのアルバムがカントリー・チャートの50位以内にランク・インしており、この時期(1982-1989)が彼の最盛期だったと思います。
本日紹介するアルバムは、MCA Records時代のベスト・アルバムですので、そういう意味では、最も脂が乗っていた時期のLee Greenwoodのナンバー(それも、ほぼベストの選曲で)を聴くことが出来るアルバムです。
それが1セント(1円弱)で購入(送料を入れても360円)出来たということは、儲けものでした。
いわゆるフィドルが入ったブルーグラスみたいなカントリーは殆ど聴かない私ですが、このLee GreenwoodはどちらかというとAORに近いサウンド(もちろん、スティール・ギターをフィーチャーしたカントリー・フレーバーのナンバーも入っておりますが)ですので、抵抗なく聴けます。
Pure Prairie Leagueに在籍していたVince Gillはギタリストということもあって、どちらかと言うとカントリー・ロックに近いAORを聴かせてくれていますが、Lee Greenwoodはどちらかといとバラード系のシンガーということで、サウンド的には大人しめとなっております。
彼の最大のヒット・シングルは、1983年に発表した2ndアルバム"Somebody's Gonna Love You"に収められていた"Somebody's Gonna Love You"及び"Going, Going, Gone"でどちらもカントリー・チャートの1位を記録しました。
また、このアルバムからは、"I.O.U."というナンバーもシングル・カットされ、こちらは、全米チャートで53位、AC (Adult Contemporary)チャートで4位を記録するヒットとなり、このナンバーのヒットによりAORファンにも知られる存在となりました。
私がLee Greenwoodの名前を知るようになったのも、この"I.O.U."からでした。
本日紹介するベスト・アルバムには、
01 Fool's Gold
02 Somebody's Gonna Love You
03 It Turns Me Inside Out
04 She's Lying
05 Dixie Road
06 Ain't No Trick (It Takes Magic)
07 Ring On Her Finger, Time On Her Hands
08 I.O.U.
09 Going, Going, Gone
10 God Bless The USA
の全10曲が収められております。
全てシングル・カットされたナンバーで、その全てがカントリー・チャートのトップ20に入ったナンバーばかりです。
一番のお勧めは、やはり08の"I.O.U."でしょうね。
AORファンであれば聴いたことがある人がたくさんいらっしゃると思います。
バックのピアノとストリングスが美しいメロディアスなバラード・ナンバーで、AORのど真ん中です。
02もカントリーとは無縁のメロディアスなAORナンバーで、お勧めです。
03はアコースティカルなバラード・ナンバーで、これもGoodです。
04もアコースティカルなナンバーで、これもモロAORしたナンバーとなっております。
06は軽めのファンキーなタッチのナンバーで、AORしたお勧めのナンバーです。
09もメロディアスなバラード・ナンバーです。
このベスト・アルバムですが、アコースティカルなAORが好きな人には堪らない内容だと思います。
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コメント
この声、ど真ん中の雰囲気です、どこかジャクソンブラウンの雰囲気を思い出しました。itunesで試聴できました。ロープライスは海外ばかりで・・・国内物が一点あり、割高でしたがすぐ手にしたいので注文しました。
"I.O.U."
試聴されたナンバーは"I.O.U."ですか?
このナンバーはAORのど真ん中です。
このアルバムは、あまりカントリー臭くないので、お勧めですよ。
このナンバーはAORのど真ん中です。
このアルバムは、あまりカントリー臭くないので、お勧めですよ。
それも試聴しました。今日届くはずです。歌声が気に入ったのでとても嬉しいです。最近、声を気に入るアルバムが少ないので嬉しいです。
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