2009-12-19
Johnny Mathis / Once In A While (1988)

たまたま市内の中古ショップで、本日紹介する"Once In A While"が300円で売っていたので、試しに購入してみました。
プロデュースがPeter Bunnetta & Rick ChudacoffやRobert Kraftなどが担当しているということもありましたが。
Johnny Mathisは1935年9月30日生まれということですから、現在74歳ですので、そういう意味ではやはりオールド・シンガーですよね。
デビューは1956年ですからすでに50年以上も現役を続けているんですね。
その間、星の数ほどのシングルやアルバムを出しているアメリカを代表するシンガーです。
代表作に"Chances Are"(恋のチャンス)、"Misty"(ミスティ)などがあり、Deniece Williamsとの""Too Much, Too Little, Too Late" (涙のデュエット)、Dionne Warwickとの"Friends In Love" (フレンズ・イン・ラヴ)などのデュエット曲のヒットも数多いシンガーです。
黒人のシンガーですがあまり黒っぽさはなく、いわゆるバラード・シンガーです。
さらにこのアルバムは冒頭のプロデューサーが担当しているせいか、ほぼAORしたサウンドとなっております。
また、バック・ミュージシャンの目を向けると、Bill Elliott (Keys)、Rick Chudacoff (B)、Peter Bunetta (Ds)、Dann Huff (G)、Paulinho Da Costa (Perc)、さらにAdditinal Musicianとして、David Woodford (Sax)、Michael Thompson (G)、Fred Tackett (G)などが参加しております。
1曲目の"I'm On The Outside Looking In"はバックのストリングスとメロディがとてもいかしたバラード・ナンバーで、もう完全にAORです。
2曲目の"It Wouldn't Have Made Any Difference"はPlayerのナンバーにそっくりです(ちょっとタイトルが思い出せませんが)。
メロディアスなバラード・ナンバーで非常にGoodです。
3曲目の"Two Strong Hearts"はDionne Warwickとのデュエット・ナンバーで、軽い感じのメロディアスなAORナンバーとなっております。
4曲目の"Once In A While"はドゥワップのバラード・ナンバーで、もう雰囲気最高です。
ギターはMichael Thompsonが担当しております。
5曲目の"Fallen"はバックのサックスがいかしたポップなナンバーで、これまた出来は結構良いです。
6曲目の"Daydreamin'"は軽いファンキー・タッチのメロディアスでアーバンな感じのAORに仕上がっております。
7曲目の"From A Whisper To A Scream"は雰囲気がBoz Scaggs風で最高にいかしたAORナンバーで、とてもお勧めです。
8曲目の"Ain't No Woman (Like The One I've Got)"は、これまた都会的な雰囲気のメロディアスなAORナンバーです。
なんかJohnny Mathisって、とても良いですね。
9曲目の"Just Like You"はRobert Kraftのプロデュースによるナンバーで、スロウなブギ・スタイルのメロディアスなナンバーで、これも素晴らしいです。
バックのMichael Pauloのサックスがとてもいかしてます。
ラストの10曲目"Love Brought Us Here Tonight"もポップなとてもいかしたAORナンバーです。
Johnny Mathisを誤解していたようです。
この"Once In A While"は最高にいかしたAORアルバムです。
AORファンであれば、必ず気に入るアルバムだと思いますね。
ほかのアルバムも是非聴きたくなりました。
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