2009-12-22
Problem Child / Problem Child (1985)

ヴォーカル・スタイルなんかモロにL.A.メタル的でサウンドもロックンロールを基本としたものとなっております。
Retrospect RecordsからのCD化ですが、このレーベルのCDはAmazon JapanやHMV Japanでは扱っておらず、HR/HMの専門店辺りが取り扱っております。
海外にも日本にも、HR/HM専門のネット・ショップが結構ありますが、そういった店ではもちろん取り扱っておりますし、Retrospect盤は結構安い値段が付いております。
また、同レーベルではレーベルから直接CDを購入出来るほかに、自身のオークション・サイトを持っていて、ここでは0.99USドルから入札が始まり、殆どの場合、レーベルで直接売っている価格よりも安く手に入れることが出来ますので、私はこのオークションをかなりの頻度で利用しております。
送料は1枚5USドルですので、ものによっては、HR/HM専門のネット・ショップより安く購入出来ます。
Retrospect RecordsはHR/HM、AOR専門のアメリカのインディーズのレーベルですが、過去にFury、Alliance、Michael Furlong、Mass、Monro、Champion、Stranger、Arrivalなどのハードポップ、ハードロックの隠れた名盤をリ・イッシューしており、HR/HMやハードポップ・ファンからは今特に注目を集めているレーベルです。
私のコレクションにも、60枚を超えるRetrospect盤があります。
リ・イッシュー専門のレーベルにつきましては、昨日のブログでも若干ふれておりますが、アメリカではもう一つのWounded Bird Recordsがありますが、こちらはHR/HMだけでなく、いわゆるロック全般のリ・イッシュー専門レーベルですが、こちらのラインナップもかなり凄いですね。
AOR系はかなり充実しており、Terence Boylan、Paul Davis、Gary Wright、England Dan & John Ford Coley、John Hall、LeBlanc & Carr、The Marc Tanner Band、Rex Smith、Gregg Rolie、Fotomakerなど数え上げればキリがないといった感じです。
また、今後、Pete CarrやRobbie Pattonなどのアルバムが発売されるようですし。
さらにもう一つ、Renaissance Recordsというレーベルがありますが、このレーベルは90年代後半に出来たレーベルですが、確か一度潰れたと思いますが、数年前に復活し、今再び注目を集めているレーベルです。
ここには、Russ Ballard、Charlie、Lake、Sad Cafe、City Boy、707、Shooting Star、Prismなどの一流バンドなどをリ・イッシューしており、私が最も注目しているレーベルです。
最近、It's About MusicというDakotaなどをリ・イッシューしているレーベルとくっつきましたので、これまた楽しみです。
一方、イギリスでは、Rock Candy Recordsがリ・イッシュー専門レーベルの最右翼でしょうね。
このレーベルもハードロック・ハードポップ専門のレーベルですが、Retrospect Recordsに比べるとどちらかというとメジャー・アーティストのリ・イッシューが多いですね。
例えば、The Babys、Trillion、Balance、Preview、i-TENなど産業ロックのバンドが充実しております。
今後のリリース予定を見ると、Stan Bushの1stとTrillionの1stが出るようです。
70年代、80年代のロックが好きな私としましては、このようなリ・イッシュー専門のインディーズ・レーベルがあるということはとても嬉しい存在です。
と前置きが長くなりましたが、本日紹介するProblem Child、もちろん、今回初めて耳にするバンドです。
冒頭にも書きましたとおり、いわゆるL.A.メタルで、80年代アメリカ産ハードロック、そのまんまの音でPoison辺りのパーティ・ロックンロールしたハードロックです。
飛びぬけて良く出来たナンバーはありませんが、ご機嫌なパーティ・ロックンロールが数多く収められており、結構楽しめます。
B級メタルという言葉がありますが、そのまんまの雰囲気で、私は好きです。
値段も安かったですし。
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