2010-01-03
Daryl Hall & John Oates / Livetime (1978)

6日間があっという間に過ぎてしまいました。
今回の年末年始休暇も、CDとDVD三昧で過ごしました。
購入して聴いていなかったCDや年末にドイツのネットショップSchmankerl Recordsから纏め買いしたCD、さらに市内のGEOで購入した映画のDVD(1枚580円で3枚買えば500円引き)を観て過ごしました。
明日からの仕事を考えるととても憂鬱です。
ましてや月曜日から始まりますので、休み慣れした身体には長い一週間となりそうです。
Daryl Hall & John Oatesと言えば、昨年後半に発表された4枚組のボックス・セット"Do What You Want, Be What You Are: The Music of Hall & Oates"がファンから話題になりました。
もちろん、私もすぐに手に入れた口です。
このボックス・セットには全74曲が収められており、Daryl HallとJohn Oatesがデュオを組む前のそれぞれのバンドのナンバーや未発表曲などが収められておりました。
Dary Hall & John Oatesは1972年に"Whole Oats"でレコードデビューし、一度は解散状態に陥ったものの現在もデュオとして活躍しているバンドです。
現在まで、オリジナル・スタジオ・アルバムを18枚発表しており、ライヴ・アルバムも本日紹介する"Livetime"を皮切りに有名な"Live at the Apollo"や最近では2008年に"Live at the Troubadour"などを発表しております。
ベスト盤はそれこそ何枚も手を変え、品を変え出されております。
私は、彼らの大ファンで、50枚弱(ただし、ブートCDは持ってません)を所有しております。
最近リマスターされたアルバムにはボーナス・トラックが収録されていることもあって、複数のタイトルでオリジナル盤とリマスター盤を持っております。
リマスターやリ・イッシューされるまで、初期の"Whole Oats"、"War Baby"さらには"Live At The Apollo"なんかは結構な金額で取引されていたようです。
本日紹介する"Livetime"も昨年Friday Musicからリ・イッシューされたもので、私もつい最近になって手に入れたものです。
アルバムが出たのが1978年ですから、"Beauty On A Back Street"の後のライヴ音源です。
収録ナンバーは、
01 Rich Girl
02 The Emptyness
03 Do What You Want, Be What You Are
04 I'm Just A Kid (Don't Make Me Feel Like A Man)
05 Sara Smile
06 Abandoned Luncheonette
07 Room To Breathe
の7曲が収められております。
"Rich Girl"、"Do What You Want, Be What You Are"と"Room To Breathe"は1976年の5thアルバム"Bigger Than Both Of Us"から、"The Emptyness"は1977年の6thアルバム"Beauty On A Back Street"から、"I'm Just A Kid (Don't Make Me Feel Like A Man)"と"Abandoned Luncheonette"は1973年の2ndアルバム"Abandoned Luncheonette"からの選曲となっております。
アルバム化に当たり録音時間などの制限があったのだろうと思いますが、"She's Gone"、"Camellia"や"Don't Change"辺りはステージで披露していたのかも知れませんが、収録されなかったことは残念です。
やはり秀逸は、"Sara Smile"、"Do What You Want, Be What You Are"、"Rich Girl"の3曲ですね。
あと、Hall & Oatesと言えば、Daryl Hallの方が目立っておりますが、John Oatesがヴォーカルをとる"The Emptyness"や"I'm Just A Kid (Don't Make Me Feel Like A Man)"も素晴らしい仕上がりです。
John Oatesがヴォーカルを執ったナンバーもDaryl Hallには決して劣ってはいなく、前出の"Camellia"なんかもそうですが、1982年の"H2O"に収められていた"Italian Girls"なんか、もう最高の出来だと思いますね。
"Sara Smile"は8分のヴァージョンとなっておりますが、これがエラくカッコ良く仕上がっております。
リード・ギターはElton John BandにいたCaleb Quayeが担当しておりますが、これがとても良いんです。
Daryl Hallのブルーアイド・ソウルしたヴォーカルももちろん素晴らしいです。
Daryl Hallは63歳、John Oatesは60歳という年齢になってしまいましたが、60歳を超えても現役で頑張っているロック・ニュージシャンはたくさんおりますので、2004年の"Our Kind of Soul"に続く(2006年には、"Home for Christmas"という企画物のアルバムを発表しておりますが)、オリジナル・アルバムを早く発表して欲しいですね。
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