2010-01-07
Dzjenghis Khan / Dzjenghis Khan (2007)

しかしながら、そのサウンドは、Blue Cheerスタイルの70年代前半のハードロック・スタイルそのまんまのサウンドです。
メンバーは、Tommy Tomson (Vo/Ds)、Mongol Mark (G)、Binksebus Eruptum (B)の3人ですが、前出のBlue CheerやJimi Hendrix Experienceを髣髴する重たいサウンドで、これがエラくカッコ良いときてます。
70年代前半に発表されていたとしても、全く違和感が無い、そんなサウンドです。
本人たちもかなり拘っているんでしょうね。
このCDはリーフハウンドレコードという日本のインシーズ・レーベルから発売されておりますが、このレーベルの売りは「ヘビー・サウンド・ロックのリーフハウンドレコード」をキャッチコピーに、最近のバンドの内、70年代ハードロックを意識して作られたアルバムを発表しているレーベルです。
私もこのシリーズのアルバムを4枚ほど持っておりますが、その何れもが70年代ハードロックそのまんまの音で、どのアルバムもカッコ良いという言葉がピッタリのアルバムでした。
このDzjenghis Khanのアルバムには、Blue Cheerのヘヴィネス、Jimi Hendrix Experienceのヘヴィ・ブルース、Black Sabbathのドゥーミーな部分が色濃く出たナンバーが収められており、特にギターのトーンはまさにあの時代の音です。
1曲目の"Snake Bite"はインスト・ナンバーですが、ドラムス、ベース、ギターがまさにバトルしている感じのナンバーでCream辺りを想起させてくれます。
2曲目の"Wildcat"、4曲目の"No Time For Love"はヘヴィなギターのリフが最高にいかしたミディアム・スロウの70年代ハードロックそのまんまのサウンドで、最高にいかしてます。
3曲目の"The Widow"もモロに70年代のハードロック・サウンドです。
5曲目の"Avenue A"でのギターのトーンはモロJimi Hendrix風です。
曲調は結構ポップな作りで、かなりいかしたナンバーです。
6曲目の"Against The Wall"のギターのトーンもJimi Hendrixしています。
7曲目の"Black Saint"はギターのリフがカッコ良い、かなりメロディアスなナンバーです。
8曲目の"End Of The Line"はBlack Sabbath風のドゥーミーなナンバーです。
ギターのトーンは素晴らしいですね。
9曲目の"Rosie"は8分に及び大曲です。
出だしのノイジーな長めのギター・ソロがカッコ良いナンバーです。
このナンバーも雰囲気はBlack Sabbathです。
ラストの10曲目"Sister Dorien"は9曲目までとは打って変わったアコースティック・ギターを主体としたインスト・ナンバーです。
このDzjenghis Khanですが、70年代初めのハードロックが大好きな人には堪らないアルバムだと思います。
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いらっしゃいませ。
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早速貼りました。
これからもちょくちょく寄ってください。
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