2010-01-12
Imperial Domain / The Ordeal (2003)

ヴォーカルがデス声というよりも若干スクリームしている程度で、まあメロディアスですし、ギターのリフもギターのトーンも煽情的でそこそこカッコ良い。
市内のHR/HM専門店で新品を500円という価格で仕入れ、アルバムの内容はそれ以上の価値でした。
北欧産のメロデスといえば代表的なところで、私の好きなArch Enemy、In Flames、Soilwork、Chidren Of Bodomなどがおりますが、煽情的な部分では、Arch Enemyに敵わないですが、In Flames辺りと比べると、このImperial Domainもそこそこの出来で、メロデスのアルバムとしては、軽く平均点は超えていると思いますね。
このアルバムが録音されたのが2000年の10月、11月ですが、アルバムとして発表されたのは2003年のようで、おそらく彼らの唯一のアルバムだと思いますし、すでに解散しているかも知れません。
解散しているとすれば、かなり勿体ないと思います。
このアルバムを聴く限り、是非、次のアルバムを、とも思いましたし。
1曲目の"The Final Parade"は出だしのギターがメロディアスな、これぞメロディック・デス・メタルといった感じのカッコ良いナンバーです。
ヴォーカルは冒頭にも書いたとおり若干スクリームしている程度で本当に聴き易いナンバーです。
2曲目の"White Dust Valley"はミディアム・テンポのギターのリフがカッコ良いナンバーです。
曲調もポップで、普通のハードロックを聴いている人には、違和感があまり無く聴けるのでは?
3曲目の"The Wind Cries Her Name"は、1940年代の音楽をサンプリングとして出だしに使っており、本編はもちろんメロデスですが、このナンバーはとても煽情的でメロディアスに仕上がっており、このアルバムの一押しかも。
バックのギターはソロもリフもとてもカッコ良いです。
4曲目の"Foolish Nation"は畳みかけるようなドラムスとハードなギターのリフから始まるナンバーで、カッコ良いという言葉がピッタリのナンバーです。
5曲目の"The Shield"はミディアム・スロウのメロディアスなナンバーです。
煽情的なメロディとフックに満ちたナンバーで、メロディアス度はかなり高いと思います。
好きです、こんなナンバー。
6曲目の"A Portrait Of Chaos"はこれまたギターのリフが素晴らしい思わずヘッドバンキングしそうなナンバーです。
といってもスピード感のあるナンバーじゃなく、ミディアム・ハイといった感じですが、メタルはこれじゃなきゃ、みたいなナンバーです。
7曲目の"Dreamdemons"も出だしのギターのメロディがいかしたポップなナンバーです。
このImperial Domainというバンドは、本当に聴き易いメロデスを演っております。
8曲目の"The Ordeal"の出だしから最小の方はアコースティカルなバラード・ナンバーで、ヴォーカルもノーマル・ヴォイスで、途中から曲が転調しスクリーム・ヴォイスのメロデスに変わりますが、途中のコーラスは再びノーマル・ヴォイスとなるメロディアスなナンバーです。
ギターのトーンはもちろん煽情的です。
ラストの9曲目"When The Last Rain Falls"はカッコ良いギターのリフとギター・ソロから入るナンバーで、これもかなり出来が良いと思います。
とても煽情的なナンバーです。
曲のラスト部分のピアノ・ソロがとても素晴らしいです。
また、この9曲目の後に隠しトラックが収録されており、これまた出だしのギターのリフがカッコ良いヘヴィ・メタルしたナンバーです。
メロデス・ファンにはもちろんお勧めですが、結構聴き易いアルバムですので、メロデス初心者の方にもお勧めです。
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