2010-01-18
Gunhill / Nightheat (1997)

これらのバンドやソロ活動に通じるメロディアスなハードポップのアルバムに仕上がっております。
Gunhill名義では、1995年に"One Over the Eight "というアルバムも出しておりますが、こちらもメロディアスなハードポップ・アルバムとなっております。
このGunhillにはJohn Lawtonのほか、Neil Kavanagh (B,Keys)、Brian Bennett (G)、Chris Jones (Ds)となっております。
オリジナル・ナンバーにカヴァー曲が数曲収録されております。
1曲目の"Don't Stop Believing"はBrian Bennettのカッコ良いギターから入るメロディアスなハードポップです。
John Lawtonのペンによるナンバーで、キャッチーで最高にいかしたナンバーです。
2曲目の"Ready For Love"はBad Companyのあの曲のカヴァーです。
これはオリジナルに敵いませんが、軽い感じのアレンジでハードロック・ナンバーが産業ロック・ナンバーになった、そんな感じです。
3曲目の"Wall Of Silence"も出だしのBrian Bennettの泣きのギター・ソロが最高のメロディアスなバラード・ナンバーです。
これは聴きものです。
4曲目の"Nobody Loves You The Way I Do"美メロのパワー・バラードしたナンバーです。
John Lawtonのヴォーカルはもう最高です。
5曲目の"Far From Home"もBrian Bennettのギターが素晴らしい哀愁のバラード・ナンバーといったところでしょうか。
6曲目の"Eleanor Rigby"はもちろんThe Beatlesのカヴァーです。
これももちろん(?)オリジナルには敵いませんが、まあ、雰囲気は判ります。
そういえば、1stアルバムでもこの"Eleanor Rigby"を取り上げておりました。
7曲目の"Don't Look Back"は、Bostonにも同じタイトルのナンバーがありましたが、こちらもメロディアスな産業ロックのナンバーに仕上がっていて、結構良かったりします。
8曲目の"Waiting For The Heartache"も哀愁度抜群の美メロのハードポップ・ナンバーです。
9曲目の"When A Man Love A Woman"ももちろんPercy Sledgeの1966年の大ヒット・ナンバーのカヴァーです。
これもオリジナルに軍配は上がりますが、John Lawtonのソウルフルなヴォーカルも乙なものです。
10曲目の"Any Day Now"はアコースティカルながらとてもロックしたナンバーとなっております。
ラストの11曲目"Clearwater Highway"はこのアルバムの中で、最もメロディアス・ハードロックしたナンバーとなっております。
オリジナルのBad Companyに決して負けておりません。
さすがJohn Lawtonのバンドだけあって、アルバム全体がメロディアスなハードポップした仕上がりとなっております。
でも、Amazonのカタログにも載っておりませんので、今じゃレア盤なんでしょうね。
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