2010-01-29
Los Angeles / Neverland (2009)

Spin Galleryはあと一歩というところでしたが、このLos Angelesも同じような感じがします。
このLos Angelesですが、こちらはイタリアのAOR・ハードポップの仕掛け人Fabrizio Grossiのプロジェクト・アルバムです。
ヴォーカルは前作同様Michele Luppiが担当し、Fabrizio Grossiはベースとプログラミングそしてプロデュースを担当しております。
このLos Angelesですが、Spin Galleryより少しハード目のサウンドのハードポップです。
前作より若干落ちると言いながらも、このLos Angelesの"Neverland"ももちろんハードポップ・アルバムの出来としてはかなりのものです。
1曲目の"Neverland"(このLos Angelesもタイトル・ナンバーを1曲目に持ってきてますね)はRoberto Prioriのギター・プレイが素晴らしいメロディアスなハードポップ・ナンバーに仕上がっております。
2曲目の"Nothing To Hide"はとても素晴らしいメロディアスなナンバーだと思ったら、Richard Marxの作品でした。
また、Tommy Denanderがギターを弾いており、これも素晴らしいんですね。
伸びのあるMichele Luppiのヴォーカルも良いですし、このナンバーは、このアルバムのベスト・テイクですね。
お勧めです。
3曲目の"City Of Angels"はミディアム・スロウのメロディアスなバラード・ナンバーで、出来もかなりなものです。
AORファンも納得の1曲です。
4曲目の"Promises"もミディアム・テンポのメロディアスなAORナンバーに仕上がっており、お勧めのナンバーです。
5曲目の"Wait For You"は哀愁のハードポップ・ナンバーです。
曲の出来も良いですし、これもお勧めですね。
6曲目の"Nowhere To Run"はJohn Sykes風のギター・ソロから始まるメロディアスなパワー・バラードのナンバーです。
とにかくギター・ソロが最高ですし、メロディもいかしてます。
7曲目の"Tonight Tonight"はメロディアスで哀愁度が抜群のハードポップ・ナンバーです。
バックのピアノとギターは最高です。
この曲の出来もかなり良いです。
8曲目の"Higher Love"もメロディアスなポップロック・ナンバーです。
Michele Luppiのヴォーカルがいかしたナンバーです。
9曲目の"Living Inside"も哀愁度抜群のフックに満ちたメロディアスなナンバーで、申し分ないですね。
お勧めです。
10曲目の"Welcome To My Life"もメロディアスなポップロックしたナンバーです。
ラストの11曲目"Paradise"もキャッチーでフックのあるナンバーで、とてもお勧めです。
曲の出来がとても良いです。
昨日のSpin Galleryといい今日のLos Angelesといい、イタリアのFrontiers Recordsは本当に良いバンド・アーティストを擁しているレーベルですよね。
レーベルと言えば、MTM Musicはどうしちゃったんでしょうか?
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